碑文谷の自宅から50分強で東京駅の新幹線乗り場に到着。50分弱で三島駅で下車。
三島駅近くの鰻屋むさしで鰻を食べる。雑居ビルの2階に在り、風情は余り無い。味は良くも悪くも鰻だ。★★★..
徒歩で数分の楽寿園という公園へ。広いが普通の公園という感じ。
楽寿園の近くの源兵衛川は、小さな川だが、川辺を散策できるのが、気持ちいい。
★★★★.
三嶋大社に寄った後、ニッポンレンタカーでクルマを借りる。普段は乗り慣れているスバルを借りることが多いのだが、三島営業所ではスバルの設定が無く、メルセデスベンツのCLAを借りた。この車種に乗るのは初めてだ。トルクは余り無いものの、ハンドリングは極めて安定している。
夕暮れ時に三島市から30分ほどドライブして、三島スカイウォークを訪れる。これは長い吊り橋だが、実用性は全く無く、完全に観光用だ。一人1,000円という高めの価格だが、大勢の客で賑わっている。ここから眺める夕陽は絶景だ。
★★★★★
ARCANA IZU
1泊目のホテルはARCANA IZU。ここにはエンタテインメントもロビーすらも無い。食事と部屋毎に付いている露天風呂と、部屋からの狩野川の眺めを楽しむだけの思い切ったホテルだ。どの部屋も広々としていて、アメニティも十分だ。
伊豆 オーベルジュ 高級旅館 | arcana izu (アルカナイズ)
レストランは横に長いオープン キッチンがスタイリッシュ。夕食はコースのみで、ワインはペアリングにした。山も海も有る伊豆の地の利を活かして、食材の大部分は伊豆産だ。驚きは無いものの、上質な素材を堅実な技術で調理している。
カリフラワー ヤリイカ 歌子卵黄
なべちゃん葱 ヒゲダラ 白子
寒鰆 根セロリ 春菊
赤座海老 ビーツ 赤ワイン
シャラン鴨 人参 黒米
柑橘 スペキュロス
苺 黒胡椒
★★★★.
夕食の分量はかなり多く、翌朝の朝食は美味しかったものの半分程残してしまった。
二人が一泊で食事込みで15万円弱。
翌日、ARCANA IZUからクルマで30分程の浄蓮の滝を訪れる。規模は中くらいだが、滝の直ぐ側まで寄れて、迫力は中々のもの。水が美しいためか、山葵畑も有る。
★★★★.
天城トンネルへ寄った後に修善寺へ。
寺へごく普通の感じだが、側の川が美しい。川辺を歩くと程なくして竹林の小径に着く。かなりの高さの竹が密生しているが、中程の空地のベンチに座って上を見上げると、竹林の真ん中に円形の空が見える。これが視覚的に面白い。
★★★★★
Auberge Feliz オーベルジュ フェリス
修善寺からクルマで20分程のこのホテルは、部屋は簡素だが、そのスペイン料理に惹かれて客が訪れる。
夕食はかなりの多皿構成で、個々の皿にも様々な構成要素が盛り込まれている。全体的に膨大な情報量が詰め込まれた料理で、食べ手の理解力も問われる。僕にとっては、やや難しいか...
イントロダクション 8種類のピンチョス
駿河湾のタルタル 海の幸 新芽 ハーブ
特徴の一つとして、ハーブや食用花を多用している。見た目も鮮やかで、健康にも良さそうな料理だ。
菜園のフラワーアレンジメント風
黒の料理 白の料理
金目鯛 ソテー バポール オルノ
低温調理のブロチエッタス
イベリコ豚ロースト
高台に立地しているので、眼下の三島の夜景もご馳走。
二人が一泊で食事込みで7万円弱。
★★★★.
翌朝はブランチの前に韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)を訪れる。反射炉とは、金属を溶かし大砲などを鋳造するための溶解炉。韮山反射炉は、実際に稼働した反射炉として国内で唯一現存するものだそうだ。ガイドの説明が丁寧。
★★★..
フェリスでパエリャのブランチを食べてからチェックアウトし、三島市でレンタカーを返却してから帰路の新幹線に乗る。