ウォレスとグルミット―野菜畑で大ピンチ!

ウォレスとグルミット―野菜畑で大ピンチ!

今までこのシリーズは下らない映画だろうという偏見を抱いていたが、日経のレビューで絶賛されていたので、観る気になった。結果は正解。偏見を反省した。

 

野菜の大きさを競うコンテストを数日後に控えた村で、兎が野菜を食い散らすという問題に住人たちは困り果てている。発明家で有害動物対策会社を営むウォレスと愛犬グルミットは、兎の捕獲に乗り出し問題を解決した―かに見えたが、ウォレスに思わぬ問題が発生。グルミットは知恵を働かせ、主人の危機を救う…

 

他愛ない話だが、登場人物(と動物)の造形が実に良く出来ている。頭がいいのか間抜けなのか掴みどころの無いウォレス。控えめだが、賢く可愛らしいグルミット。脇役の兎や村人や貴族の令嬢も、ユーモラスないい味を出している。

★★★★・