2014-01-01から1年間の記事一覧
Doug Liman, Edge of Tomorrow (2014) 未来の地球。襲撃してきた異星人を撃退すべく、多国籍軍が戦闘を展開している。広報担当のウィリアム ケイジ少佐(トム クルーズ)は、戦闘の経験が無いにも関わらず、前線に送られてしまう。ケイジは戦闘開始直後に戦死…
Jonathan Teplitzky, The Railway Man (2013) 鉄道と古本が好きな中年の英国人男性エリック ローマクス(年配になってからをコリン ファース、若い時をジェレミー アーヴィンが演じている)。彼は鉄道で偶然に乗り合わせた女性パティ(二コール キッドマン)と恋…
Joshua Oppenheimer, The Act of Killing (2012) 本作は、1965年にインドネシアで起きた、共産党に対する弾圧を描いたドキュメンタリーだ。 左派のスカルノ大統領が失脚し、右派で軍部出身のスハルトが大統領になってから、インドネシアでは大勢の共産党員が…
Brian De Palma, Carrie (1976) 主人公のキャリーは高校生の女子。内向的な性格のため、周りの女子から苛められている。キャリーは発達が遅く、高校3年生で初潮を迎えた時、またも周りの女子からからかわれてしまう。特に態度の悪かったスーは、罰として、卒…
今年はテニス選手にとってのコーチの重要性を感じさせられた。 現在の男子テニス界で、選手とコーチの最高の組み合わせは、ラファエル ナダルと叔父のトニ ナダルだろう。トニはテニス選手として大きな実績を残したわけではないが、ラファエルの強靭な精神力…
僕は長年東京に住んでいながら皇居を訪れたことは殆どない。しかし、ふと思い立って外苑に立ち寄ってみた。公園として考えてみると、中々気持ち良い。 帰りにパレスホテルでお茶をする。
2014年の男子テニスは、ノヴァク ジョコヴィッチが年末1位に返り咲いた。ジョコヴィッチはウィンブルドンに加えて、ATP 1000(旧マスターズ)の4大会で優勝し、ツアー ファイナルもロジャー フェデラーの棄権により優勝した。安定度は群を抜いている。 ジョコ…
2014年全米オープン男子は、近年で最も驚くべき結果となった。今年の全豪でスタン バブリンカが優勝したのも意外だったが、マリン チリッチの全米優勝はそれを上回る驚きだ。 僕は準決勝(d. ロジャー フェデラー)と決勝(d. 錦織圭)を見たが、チリッチのプレ…
短い夏休みを取って熊本県と宮崎県に旅行してきた。去年の夏はイタリアに行ったし、その後9ヶ月程は仕事の都合で殆ど日本に居なかったので、日本での旅行は久しぶりだ。 ヒバリカフェ JALで羽田空港から熊本空港へ飛び、レンタカーを借りる。30分ほどで阿蘇…
訪れたのは蒸し暑い日だった。ドレス コードが判らなかったので一応ジャケットを着ていったのだが、店内の空調の温度は高めだったし、ジャケットを着ていない男性客も多かった。ジャケットを着なくても良かったと思う。席の間隔は若干狭目だ。 渡されたメニ…
2014年ウィンブルドン決勝は歴史に残る名勝負だ。ノヴァク ジョコヴィッチがロジャー フェデラーを6-7 (7), 6-4, 7-6 (4), 5-7, 6-4で下し、2回目の優勝を成し遂げた。 決勝までの調子はフェデラーの方が良かった。フェデラーがセットを落としたのは、スタン…
(2022年4月追記: 「天よこた」に訪れ、情報の確認が取れた。2020年末に「天冨良よこ田」の創業者が引退した際に、「天冨良よこ田」の経営権はチェーン店に売却され、そちらに横田家は関わっていない。「天冨良よこ田」の味を継いだのは、二代目が開いた「天…
2014年決勝でノヴァク ジョコヴィッチを破って9回目の優勝を成し遂げたラファエル ナダルは、テニスの常識を超越した存在だ。ビョルン ボルグの優勝回数が6回だから、9回という優勝回数も信じ難いが、優勝に至る過程も驚くべきものだった。 今年のナダルは不…
Chris Buck, Jennifer Lee, Frozen (2013) 僕はアニメーションを余り見ないが、この作品は楽しめた。CG技術の進歩は素晴らしい。実写とは異なる映像美が有る。実写はカメラに収まる情景を全て写すが、アニメーションは必要と思われる要素のみ、あるいはそれ…
サン フランシスコの北西にSea Cliffという地域がある。文字通り崖の上から海を見下ろす高級住宅街だ。ここの落ち着いた雰囲気が好きだ。また、この辺りから眺めるGolden Gate Bridgeも美しい。
San Franciscoから日本へ戻る日の昼食を、1週間前の夜に訪れて印象に残ったIntercontinental HotelのLuceで摂った。昼食のメニューは夜とは異なり、パンケーキやオムレツなどの軽食が多い。僕はスクランブルド エッグを頼んだのだが、平凡な出来だった。 こ…
去年の9月からシリコン バレーへの長期出張を繰り返してきたが、そろそろ仕事も一段落し、日本に戻る時が来た。最後の夕食をどこで摂るか考えた時に、真っ先に頭に浮かんだのが、先週行ったばかりのRussian HillにあるLa Folieだった。 アミューズが前回とほ…
Luceはサン フランシスコのIntercontinental Hotelにあるレストランだ。と言っても、1階の路面に面しており、宿泊客以外でも気軽に入れる雰囲気だ。路面側は一面ガラス張りで、天井は高く、シンプルでシックな内装だ。料理はアラカルトから選べる。 前菜のVe…
極めて満足感の高い店だ。この店の在るサン フランシスコのRussian Hillという地域は、洒落た感じの飲食店が多い。 メニューはコースとアラカルトの両方が有り、アラカルトの方は品数で料金が決まるというシステムだ。僕は一番安い3皿のコース(85ドル)を選ん…
Palo AltoのBauméで夕食を摂った。Palo Altoとは言っても、University Avenue辺りのダウンタウンではなく、California Avenueという少し鄙びたところだ。 内装は緋色のカーテンに焦げ茶色の木の壁という少し古めかしい感じ。照明は暗めだ。 料理は10皿近くの…
印象に残るレストランだ。 所在地はSan Jose郊外のLos Gatosという高級住宅街だ。ここのダウンタウンは品の良い雰囲気だが、かと言って高級レストランが在りそうな感じでは無い。そんなダウンタウンから道一本奥に入ったところに、Manresaはひっそり佇んでい…
SPQRはサン フランシスコのフィルモア ストリートに在る小さなイタリア料理店で、かなり流行っているみたいだ。ここで昼食を摂った。 “dirty rice”, pekin duck with its broth and fried garlicは鴨肉のリゾット。僕の好みからすると、鴨肉、リゾット共に食…
利重 剛「さよならドビュッシー」(2013) 遥とルシア。仲のいい従姉妹の二人は、ピアニストを目指していた。資産家の祖父の家で火事が起き、ルシアは死んで、遥も重傷を負う。苦しいリハビリを行いながらも、遥はピアニストの岬に師事して、コンクールを目指…
山崎貴 「永遠の0」(2013) 司法浪人中の健太郎(三浦春馬)と出版社に勤める姉の慶子(吹石一恵)は、祖母の死をきっかけに、亡くなった祖父が実の祖父でないことを知る。実の祖父である宮部久蔵(岡田准一)は第二次世界大戦の際に特攻で死に、終戦後に祖母(井上…
Alfonso Cuarón, Gravity (2013) テレビで宇宙船の様子が写されると、宇宙飛行士達は無重力状態でふわふわと浮いていて楽しそうに見える。その浮いている状態の描写を突き詰めたのが本作だ。 医学博士のライアン ストーン(サンドラ ブロック)は、ヴェテラン…
カウンター形式で気取らずに和食を食べられる店。西麻布の交差点近くにある。 枝豆や牛のたたきやパプリカのスープの後に、刺身や筑前煮やアンキモなどが出てくる。その後は焼き魚や煮魚になるのだが(僕はのど黒の焼き魚にした)、魚の種類はかなり多い。更に…
San Carlos, CA駅で