2009-01-01から1年間の記事一覧

伊豆

年末は2泊3日で伊豆を巡った。 10時前に自宅を出発→東名→小田原厚木道路→箱根ターンパイク→箱根芦ノ湖 昼過ぎには箱根に着きそうだったので、急遽オー ミラドーで昼食を摂ることにしたが、ここで不況の影響を感じることとなった。最初は併設のバリ風レストラ…

エグザイル /絆

Johnnie To, EXILED 放逐 2006 香港のギャング映画。ボスからある男の殺害を命じられる。しかし、その男は自分の幼馴染みだった。組織を取るか、絆を取るか... ある種のギャング映画の典型だろう。銃撃の場面にクールなカッコ良さもあるが、全体的に様式性が…

光都東京 Lightopia

丸の内の"光都東京 Lightopia"を見てきた。 かつての"ミレナリオ"が姿を変えたものと言えようか。会場は丸の内仲通りだけでなく、皇居外苑や東京国際フォーラムも含み、かなり規模が大きい。光の色使いが若干単調な気もしたが、なかなか楽しめた

鼓童公演

1年振りに太鼓の鼓童の公演に足を運んだ。場所は去年と同じ文京シビックホール。 曲目の半分位は定番で、残りは初めて聴くものだ。求道的な感じも若干するが、鼓童の音楽には理屈は要らない。祝祭的な高揚感と野太い音の迫力に浸った2時間。 ★★★★★

高尾山

晩秋の高尾山を歩いてきた。 混雑を避けるために朝6時に起床し、9時に高尾山の麓に立つ。都心から気軽に行ける距離が良い。中腹まで、行きはケイブル カー、帰りはリフトを使う。 中腹は全域が高尾山薬王院の寺域のため、単なる山道とは異なる若干厳かな雰囲…

LA BRACE

2009年11月21日夜 会社の同僚3人と麻布十番のイタリア料理La Braceへ。 ■ポルティーニのフラン ■トリュフをかけたリゾット ■エゾ鹿のロースト ■栗のパンナコッタ 全体的に手堅い味。天井の高い室内は開放感がある。

La Lune

夕食を麻布十番近くの『ラ リューン』で摂る。 品数に応じて3種類のコースが有るが、一番品数の少ないAコース(4,500円)で十分だった。前菜、スープ、主菜、デセールを、それぞれ数品から選ぶ。 前菜は『フレッシュフォワグラのポワレと和栗のピューレ。秋ト…

Into the Wild

Sean Penn, Into the Wild (2007) 秀才だが、倫理観の高さ故、物質社会に活きることを拒否し、一人アラスカの荒野に旅立つ青年。望んでいた孤独を手に入れ、狩猟や採集で食いつなぐ生活が始まる… 青年の繊細さと潔癖さに共感できるか否かによって、この映画…

人のセックスを笑うな

井口奈己 『人のセックスを笑うな』 (2008) 大学で美術を学ぶ青年と、遥かに年上の女性教師との恋愛を描く作品。主人公達の他愛のないやりとりを淡々と描いているので、やや退屈だ。最近の映画にしては、画質も良くない。 ★★・・・ (WOWOWで録画)

ジャパン オープン決勝

テニスのジャパン オープンの決勝を久し振りに観に行った。 目当てのロジャーフェデラーが疲労により欠場し、更にアンディ モレイも欠場、USオープン優勝者のジャンマルティン デルポトロがまさかの1回戦負けで、気分が盛り上がらないまま有明へ向かう。 決…

日の名残り

James Ivory, The Remains of the Day 日の名残り (1993) 第2次世界大戦前の英国で、貴族のダーリントン卿(ジェイムズ フォックス)に仕えるスティーブンス(アンソニー ホプキンス)は、非の打ち所がない執事だ。しかし、主人への奉仕と忠誠の徹底は、自己の抑…

Santo Spirito

目黒のSanto Spiritoで夕食を摂る。 いつものように、ワゴンに積まれた食材を眺めながら、給仕と相談して料理を決めるのが楽しい。 以下の品を二人で取り分けた: 猪のハム ポルティーニのリゾット 黒ムツのブイヤベース(?) 鳩のロースト 猪は風味が強い豚…

春花園BONSAI美術館

数日前のネット版日経の記事で見かけた、江戸川区の春花園BONSAI美術館へ足を運んだ。館長の小林國雄という方は、有名な盆栽作家だそうだ。 広大な屋敷の中に無数の盆栽が並ぶ様は壮観だ。 訪れた時は休日にもかかわらず見物客が他にはおらず、一人の弟子の…

フェデラー、U.S.オープン6連覇ならず

どんな王者も永久に勝ち続けることはできない。ロジャー フェデラーがU.S.オープン6連覇を逃してしまった。決勝でフェデラーを破ったのは、アルゼンティン出身で若干20歳のジャン マルティン デル ポトロだ。 今年のロラン ギャロス準決勝でデル ポトロがフ…

おくりびと

滝田洋二郎『おくりびと』(2008) 人は誰でもいつかは死ぬが、死に関する職業は得てして不浄なものとして蔑まれる。心を込めて死者を納棺する青年を描いたこの作品は、そんな偏見を打ち砕く。 小林大悟(本木雅弘)は駆け出しのチェロ奏者だったが、経営に行き…

Bistro Iwata

久し振りに鷹番のBistro Iwataで夕食を摂った。 ニンニクやパセリなどを混ぜたバターで焼いたエスカルゴは、バター ソースが香ばしく、熱々のエスカルゴも弾力感がある。 イサキのポワレは、火加減もバルサミコ ソースも、いつもながらの見事な味。付け合わ…

ダークナイト

Christopher Nolan, The Dark Knight (2008) バット マン シリーズの一作だが、バット マンより敵役のジョウカー(ヒース レジャー)の方が印象的だ。金が目当てというより、犯罪の快楽そのものを愛するジョウカーの、引きつったような異様な笑いが忘れられな…

タイタニック

James Cameron, Titanic (1997) 史上最も豪華な客船タイタニック。その処女航海で、上流階級の令嬢ロウズ(ケイト ウィンスレット)と貧しい青年ジャック(レオナルド ディカプリオ)が出会う。上流階級の偽善的で退屈な生活に飽き飽きしているロウズは、結婚を…

シッコ

Michael Moore, Sicko (2007) 米国と欧州や日本との間には、共通点も多いが、相違点もまた多い。医療保険制度も大きな相違点の一つだ。欧州や日本からすると信じ難いことに、米国には国が運営する医療保険が無い。民間の保険しか無いことが大きな問題を生ん…

白鯨

John Huston, Moby Dick 白鯨(1956) 捕鯨船の船長エイハブ(グレゴリー ペック)は、自分に傷を負わせた白い鯨、モビー ディックを仕留めることに執念を抱いている。航海の途中で出会った鯨の大群を無視し、嵐の中でも航海を続けてモビー ディックの居場所へ急…

ラ・ターブル・ド・コンマ

駒沢のLa Table de Commaで。 『お野菜のコース』は、契約農家から取り寄せたと言う、野菜の滋味を堪能することができる。どの皿も、奇を衒わず、シェフの素材に対する愛情が込められた優しい味わいだ。 『夏野菜とオマール海老のテリーヌ』は、暑い季節に食…

ロジャー フェデラー、グランド スラム15勝

テニスの記録を塗り替えるのにふさわしい試合だった。2009年ウィンブルドン男子決勝は、ファイナル セット16-14という激闘の末、ロジャー フェデラーがアンディ ロディックを下し、ピート サンプラスを上回るグランド スラム15勝をあげた。 1ヶ月前のローラ…

エル マリアッチ

Robert Rodriguez, El mariachi エル マリアッチ (1992) シン シティのロバート ロドリゲスの初監督作品ということで期待して観たのだが… 流しの歌手(マリアッチ)が、殺し屋とそっくりな格好をしているために、殺し屋と間違えられて命を狙われる。この発想一…

天冨良よこ田

(2022年4月追記: 「天よこた」に訪れ、情報の確認が取れた。2020年末に「天冨良よこ田」の創業者が引退した際に、「天冨良よこ田」の経営権はチェーン店に売却され、そちらに横田家は関わっていない。「天冨良よこ田」の味を継いだのは、二代目が開いた「天…

ブルー マン

地下鉄の駅で見かけた広告が面白そうだったので、麻布十番に『ブルー マン』の公演を観に行った。 ブルー マンは、顔を青く塗りたくった三人組が繰り広げる、ほとんど無言の劇だ。打楽器を演奏したりするが、口に入れた食べ物を吐き出すなどの下劣なネタも多…

ロジャー フェデラー、生涯グランド スラム達成

優勝が決まった瞬間、膝から崩れ落ちた。国歌を聞きながら涙を流した。ロジャー フェデラーがローラン ギャロスで初優勝し、生涯グランド スラムを達成した。そして、フェデラーのグランド スラム優勝回数は、ピート サンプラスと並ぶ史上1位タイの14回とな…

復讐するは我にあり

今村昌平「復讐するは我にあり」(1979) 昭和38年の日本。警察の厳重な捜査をかいくぐりながら、詐欺と殺人を繰り返した榎津巌(えのきづ いわお)が、遂に逮捕、処刑される。本作は、この男の人間性や歪んだ家族関係、犯行の軌跡などを描いた作品だ。 良識が…

Mr. ビーン カンヌで大迷惑?!

Steve Bendelack, Mr. Bean's Holiday 「Mr. ビーン カンヌで大迷惑?!」(2007) 宝くじでカンヌへの旅行が当たったMr. ビーン(ロゥアン アトキンスン)の珍道中。徹底して下らない馬鹿ばかしさは相変わらず。笑える場面も多いが、90分笑わせ続けるのはさすがに…

ゴッドファーザー:パート3

Francis Ford Coppola, The Godfather Part III (1990) ゴッドファーザ シリーズの完結編。事業を合法化し、慈善活動によりヴァティカンから表彰されるまでになったマイクル コルレオーネ(アル パチーノ)だが、他の組織との揉め事をきっかけに、また非合法な…

岸由

夕食を落合の岸由で摂る。 一人6,000円のコース 先付:稚鮎の南蛮漬け 焼いた鮎、サザエ、ホヤ、鯛の一種(?)の鮨 スッポン豆腐の椀 銀鱈の焼き物 鮑と茄子と空豆の焚き物 グリーンピースのご飯 果物:キウィ、サクランボ 稚鮎の南蛮漬けは、僕の苦手な酢漬け…