2022-01-01から1年間の記事一覧

津の守坂 小柴 | つのかみざか こしば

3回目の訪問。 津の守坂 小柴(つのかみざか こしば)は、曙橋の小さな和食店だ。大将を含めて三人体制で回している。8席のカウンタが満席だった。 鯛を蒸した餡掛け。上に乗った山葵を解すと、良い香りが立ち込める。百合根も加わっており、渾然一体の食感…

曙橋 かず

3回目の訪問。 「曙橋 かず」は曙橋の和食店だ。 簡素で気楽な雰囲気の店内は、小料理屋という雰囲気。8人程掛けられるカウンタとテーブルが 一卓有る。 最初の皿は、蛸、ワカサギ、茄子、南瓜の盛り合わせ。何気ない感じの茄子は、恐らく時間を掛けて仕込ん…

Lature | ラチュレ

Lature(ラチュレ)は、ジビエが名物のフランス料理店だ。カウンターとテーブルが5-6席。白を基調とした明るい雰囲気の内装。客席の側に厨房が在るため、雰囲気に活気がある。コースを頼んだ。 アミューズ ブーシュは、まるでミニャルディーズみたいな見かけだ…

La Clairiere | ラ クレリエール

6回目の訪問。 La Clairiere(ラ クレリエール)は白金高輪のフランス料理店だ。小さな店だが、白を基調とした上品な内装。複数有るコースの内、安い方を選んだ。先ずはプレートに本日の食材を並べて、給仕が説明する。 アミューズ ブーシュはイチジクとハム。…

Floraison | フロレゾン

2回目の訪問。 Floraison(フロレゾン)は気軽な店だが、かなり高い水準の料理を供し、満足度が高い。 場所は神楽坂。4卓とカウンターの小さな店を、調理三人、接客一人で回している。内装はコンクリートの壁に木をあしらい、簡素ながら品がある。コースだが前…

H | アッシュ

H(アッシュ)は自由が丘のフランス料理店だ。 2022年3月に開店したばかりだという新しい店。白い壁と茶色の床を基調色とした店内は、簡素だがシックな雰囲気。小さな店をシェフとマダムの二人で回している。 アミューズ ブーシュの鹿肉のパテは、適度に濃厚な…

L’eclaireur |レクレルール

2回目の訪問。 L’eclaireur(レクレルール)は、常識を覆す素材の組み合わせと薪焼きで、斬新な料理を生み出している。 場所は代官山の外れ。白を基調とした明るく上品な内装。4卓と半個室という程良い広さ。オープン キッチンで薪焼きの設備が見える。 客に配…

松島一の坊

「松島一の坊」は文字通り松島に在る。遊覧船の乗り場からクルマで5分程。歩くのも可能だろう。松島の観光拠点として2泊した。 ホテルと旅館の折衷みたいな造り。ホテルのようなレセプションでチェックインし、絨毯の廊下は土足で歩く。一方で部屋の外に大浴…

だいこんの花

「だいこんの花」は、蔵王の温泉旅館だ。大きな温泉街から離れた位置に佇む。広大な林の中に18室の離れが有るが、離れの間は屋根付きの渡り廊下で繋がっており、雨に濡れる心配は無い。我々はグレードの低い部屋に泊まったが、それでも広さは十分だ。木の天…

宮城県

宮城県に旅行してきた。蔵王に1泊、松島に2泊。 東北新幹線に乗るのは久しぶりだ。乗車率はそこそこ良く、コロナ禍からの復興で観光需要が戻りつつあると感じた。利用しなかったものの、男性の小用便所が外部から丸見えなのには驚いた。 仙台駅前のニッポン…

はっこく

3年ぶり2度目の訪問。 「はっこく」は、極めて個性の強い鮨屋だ。 店は銀座のみゆき通り近く。辺りには高級ブティックが立ち並ぶ。店の入り口は黒っぽく、環境音楽のようなBGMが流れている。鮨屋というよりバーみたいな雰囲気だ。 摘み無しにいきなり握りが…

山香 | さんか

山香(さんか)は神楽坂の焼鳥店。 簡素だが清潔な店内。10席のカウンターが二回転していた。 焼鳥主体のコースと、焼鳥と一品料理が半々のコースの二種類があり、前者を頼んだ。 突き出しが三品。何気ない冷製の茶碗蒸しが美味しい。 焼鳥はせせりやハツ、砂…

トラットリア ピエトラ ビアンカ

トラットリア ピエトラ ビアンカは市ヶ谷のイタリア料理店だ。 店内は気楽な雰囲気。コースも選択肢が沢山有るので、実質的にはアラカルトに近い。 前菜として選んだのはマグロのカルパッチョ。味付けはオリーブ オイルと魚醤(コラトゥーラ)で、素材の良さと…

Ode | オード

Ode(オード)は広尾のフランス料理店だ。 シェフはグレーが好きだそうで、内装はグレーで統一されている。おしぼりまでグレーという徹底ぶり。10数人掛けられる大きなカウンターに加え、個室が二室有り、満席だった。環境音楽みたいなBGMが流れている。現代的…

赤坂 詠月

赤坂 詠月(えいげつ)は、その名の通り、赤坂の繁華街に在る。 4人掛けのカウンターとテーブル2卓という小さな店を、調理二人(大将と弟子)、接客一人(女将)で回している。内装は簡素で、内装より味で勝負する店だ。 突き出しは、冷製の浅利やトウモロコシなど…

Series

Seriesは六本木の中華料理店。 灰色の壁と木の床の内装はシックだが、レトロなポップス風のBGMが掛かっており、気楽な雰囲気。オープン キッチンで、厨房近くの席なら調理の様子も見える。 少量多皿のコースのみ。基本料金は安いが、幾つかの皿にアップグレ…

Bistro Yebisu | ビストロ エビス

6回目の訪問。 店名はビストロと名乗っており、シェフとマダムのお嬢さんが走り回っている気楽な雰囲気だが、レストラン並みに凝った料理を供する店だ。アラカルトなので、品選びも楽しい。10席のカウンターが満席だった。 前回と同じく冷前菜として頼んだ「…

L'ėcrin | レカン

L'ėcrin(レカン)は銀座のフランス料理店だ。老舗だが、数年前に料理長が交代し、古典を踏まえつつも進化した料理を供している。 驚くことに、今時珍しくドア(ウー)マンが居り、到着したら「〇〇様ですか」と声を掛けられた。 数年前に全面改装した店舗は、白…

La Paix | ラペ

La Paix(ラペ)は日本橋のフランス料理店だ。 シックだが堅苦しくない内装。夏の定番だという桃を多用したコースを頼んだ。 グラスのシャンパーニュが5種類もあり、Ruinartを頼んだ。 先ずは3種類のアミューズ ブーシュ。チョリソーは、少し甘いクリームと生…

teamLab Borderless | チームラボボーダレス

お台場のteamLab Borderless(チームラボボーダレス)が8月いっぱいで閉館するというので、再訪してきた。当日は満員だったものの、予約は直前でも取りやすかった。お台場全体が再開発されるという事情もあろうが、同じ展示を続けていると徐々に客足は落ちてい…

Mansalva | マンサルヴァ

Mansalva(マンサルヴァ)は恵比寿のイタリア料理店だ。 10人掛けの長いカウンターにテーブルが3卓、更に個室も有り、満席だった。白と灰色の階調の付いた壁と、木のカウンターの対比がスタイリッシュ。ジャズがBGMとして流れている。厨房3人、接客4人で店を回…

AMPHYCLÈS | アンフィクレス

AMPHYCLÈS(アンフィクレス)は水天宮に在るフランス料理店だ。 3卓の小さな店をシェフ一人で回している。内装は簡素で、客席の間隔も狭め。コースのみだが、主菜の肉は3品から選択できる。 アミューズ ブーシュの稚鮎はエスカベッシュという意外な調理法。 ブ…

クロネコヤマト ミュージアム

品川の港南に在る「クロネコヤマト ミュージアム」を訪れた。日本に住んでいる人なら誰でも知っている、ヤマトホールディングスのクロネコヤマト宅急便に関する博物館だ。 ネットで下調べしたところ、予約無しで入れるので気軽に訪れたら、何と1時間待ち。人…

Bon Chemin | ボン シュマン

12年振り2回目の訪問。 Bon Chemin(ボン シュマン)は五本木のフランス料理店で、2002年創業という老舗だ。東横線の学芸大学駅と祐天寺駅のどちらからも離れている立地で、地元民でないと行きにくいかもしれない。 レンガ造りの壁と、模様のついた布地をあし…

UNE PINCÉE | ユヌ パンセ

UNE PINCÉE(ユヌ パンセ)は、赤羽橋のフランス料理店。 ポップス調のBGMが流れており、気楽な雰囲気。10人掛けの長いカウンターと小さなテーブルが1卓の店を、3人で回している。最近のフランス料理店にしては珍しく、アラカルトで注文できる。 スペイン産グ…

La Trattoriaccia | ラ トラットリアッチャ

La Trattoriaccia(ラ トラットリアッチャ)はトスカーナ料理の店だ。 場所は広尾駅の近く。簡素で気軽な内装。アラカルトとコースがあるが、コースを選んだ。 前菜はハムやチーズなどの盛り合わせ。堅実な味だ。 次の皿はパン粉とトマト ソースとバジルを組み…

L’Assiette Blanche | ラシェット ブランシュ

久し振りに13回目の訪問。 L’Assiette Blanche(ラシェット ブランシュ)は白金高輪のフランス料理店だ。白い壁と木の床の内装は、簡素だが上品。4席の小さな店をシェフ一人と接客一人で回している。しばらく前からアラカルトが廃され、二種類のコースのみとな…

RAVIN D’OR | ラヴァン ドール

RAVIN D’OR(ラヴァン ドール)は、客の好みに柔軟に応えくれるフランス料理店だ。 場所は白金。白い壁と明るい木を基調とした内装。7-8人掛けのカウンターとテーブルが一卓の店を、シェフ一人と接客一人で回している。満席だった。 カウンターに掛けると、先…

山玄茶 | さんげんちゃ

2回目の訪問。 山玄茶(さんげんちゃ)は、祇園の和食店だ。 8人掛けのカウンターに加えて、個室が二つ在る。我々はカウンターに通された。 先付けは、滑らかな豆腐と弾力のある鮑とゼンマイの食感の組み合わせ。 走りの鱧の碗は見事だった。出汁は薄口ながら…

祇園にし

「祇園にし」は、洋の要素も柔軟に取り入れた美味しい和食を供する。 場所は祇園の外れ。建物は新そう。店内の照明は明るめで、ピアノのBGMが流れている。7人掛けのカウンターとテーブルが2卓で満席だった。全ての客が同時に食べ始めるシステム。 最初の皿は…