2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ウォンテッド

Timur Bekmambetov, Wanted (2008) 平凡な会社員の男ウェスリーが、殺人組織に拉致され、殺しのプロフェッショナルに仕立て上げられる。自分の父を殺した男を殺すことになったウェスリーは、意外な真実を知る… 良くできたアクション大作なのだろう。実写とCG…

岸由

夕食は落合の岸由で。 前回も感じたことだが、出汁が絶品だ。上品だが単なる薄口でなく、強い主張を持った味が、後々まで印象に残る。 先付:あん肝、サザエ、カラスミ、ムカゴ、姫クワイ、銀杏、栗のチップ 椀:雲丹を乗せた蓮根のしんじょう お造り:鯛、…

レイジング ブル

Martin Scorsese, Raging Bull (1980) ミドル級のボクサー、ジェイク ラモッタ(ロバート デニーロ)は、チャンピオンの座にまで登りつめるが、血の気の多さと猜疑心の強さ故、マネジャを勤める弟のジョーイが離れていってしまう。引退してから自分の名を冠し…

串右工門

夕食を学芸大学駅前の焼鳥屋『串右工門』で摂った。 『つくね』が普段より若干劣る感じがしたし、親子丼のご飯がやや堅い気もしたが、他はいつもながらの高い水準。砂肝や『ソリ』の弾力感が素晴らしい。レバも新鮮。椎茸は肉厚。初めて頼んだペコリス(小さ…

佐倉

しばらく前の日経新聞別冊に載っていた千葉県佐倉の特集に惹かれ、ドライブしに行った。 先ずは、DIC(大日本インキ化学工業)創業家の収集品を集めた川村記念美術館へ。広大な敷地に建つ2階建ての美術館だ。1階のコレクションはレンブラント、ルノアール、ピ…

自然とのラディカルな共生-安藤忠雄建築展

安藤忠雄の建築を見ると、しばしば微かな緊張を覚える。打ちっ放しのコンクリートの質感が禁欲的だから、というだけではない。安藤が建築の在り方を徹底的に考え抜いている、その緊張感が伝わってくるのだ。 東京、乃木坂の『ギャラリー・間』で、安藤忠雄の…

男たちの挽歌

John Woo (吳宇森) 英雄本色 (1986) マフィアの男達の友情と、兄の弟に対する愚直な愛情を描いた作品。 マフィアの幹部のホーは、自分がマフィアだとは知らない弟のキットが警官になろうとしているのを知って、足を洗うことを決める。最後の仕事に臨んだホー…

Bistro Iwata

夕食を学芸大学駅近くの"Bistro Iwata"で摂る。 前菜に『帆立貝のソテー ラヴィゴットソース ラタトゥイユ添え』、主菜にウサギのフリカッセを頼んだが、胃の調子が良く、追加でイサキのポワレを二人で取り分けた。 シェフは火の通し方も巧いが、今回頼んだ…