2011-01-01から1年間の記事一覧

伊勢と鳥羽

年末に2泊3日で伊勢や鳥羽などを廻ってきた。先ずは新幹線と近鉄を乗り継いで昼頃に伊勢市へ訪れる。 伊勢市駅近くの某うどん屋で、名物の伊勢うどんを食べた。麺の太さと汁の色の濃さに驚く。麺は恐らくかなり茹でているのだろう、讃岐うどんとは正反対に全…

FINEPIX

僕の最初のデジカメはFINEPIXだった。その後数年間Lumixを使用。より高い解像度と暗所での高画質を求めて、再び最新のFINEPIXを選ぶ。 My first digital camera was a Fuji Film's FINEPIX. I have been using a Panasonic Lumix for the last several years…

稀代のカリスマの光と影 - 「スティーヴ ジョブズ」

Walter Isaacson, Steve Jobs (2011) 洗練されたデザインとユーザー インタフェイスで、多くの人々を魅了し続けるApple。Walter Isaacsonは、Appleの創業者で2011年10月5日に亡くなったスティーヴ ジョブズから直々に伝記の執筆を依頼されたので、普通の人が…

鼓童 One Earth Tour

青山劇場に和太鼓集団、鼓童(こどう)の公演を観に行った。 鼓童の公演を観るのは、これで5-6回目だろうか。曲目は毎回少しずつ新しくなっているみたいだが、いつ見ても、鍛え抜かれた男達(女性も若干いるが)が太鼓を叩きまくる迫力に圧倒される。空気が振動…

ラシェット ブランシェ L'Assiette Blanche

白金のL'Assiette Blanche(ラシェット ブランシュ)で夕食。 ここで食べるのは6回目だが、初めてコースを頼んだ。 前菜の一皿目はサワラの燻製。魚と言うよりまるで豚のハムみたいな不思議な味がする。 二皿目は定番の鱈の白子のリゾット。柔らかくも弾力感の…

白いリボン

Michael Haneke, Das weiße Band - Eine deutsche Kindergeschichte (2009) 同じミヒャエル ハネケが監督した「隠された記憶」が良かったので「白いリボン」も見てみたが、こちらの方は好きになれなかった。 第1次世界大戦勃発直前のドイツの村が舞台だ。医…

ロータス パレス 赤坂店

サントリー ホールで作曲家の譚盾(タン ドゥン)がプロデュースと指揮を務める演奏会を聴いた。タン ドゥンは映画「ヒーロー」や「グリーン デスティニー」の音楽を作曲した人だ。僕は中国の音楽について無知だが、演奏された楽曲は、中国の音楽を西洋風にア…

ケープ フィア

Martin Scorsese, Cape Fear (1991) 凄まじい恐怖感に満ちた映画だ。 マックス ケイディ(ロバートデニーロ)が14年前に強姦を犯した際に、官製弁護士を務めたサム ボーデンは、ケイディの罪を憎んで、ケイディに有利な事実を裁判において提示しなかった。服役…

ジャパン オゥプン決勝

今年のジャパン オゥプン(TVで観戦)は、決勝でなんとアンディ マレイがラファエル ナダルを逆転で下して優勝した。 これまでの両者の対戦成績は、ナダル14勝に対してマレイが4勝、しかも今年はナダルが4戦全勝と、圧倒的にナダルが勝ち越していた。しかし今…

追憶

Sydney Pollack, The Way We Were (1973) 第二次世界大戦中の米国。ソ連を支持し政治活動に熱心な女子大生ケイティ(Barbra Streisand)は、スポーツ万能だが政治に関心の薄い男子学生ハブル(Robert Redford)に恋する。在学中は恋愛に発展しなかった二人は、戦…

聘珍樓 横濱本店

横浜美術館で横浜トリエンナーレを見た後、数年振りに中華街で夕食を摂った。目当ては聘珍楼(へいちんろう)の飲茶。 大勢の観光客が訪れる超有名店とあって、あまり期待せずに訪れたが、期待を裏切る満足が得られた。 中華の老舗といえば、赤と金を基調とし…

ノルウェイの森

Anh Hung Tran, Norwegian Wood (2010) 美しい映画だ。本作には、映像美に息を呑むような場面が幾つもある。 例えば、直子(菊地凛子)の部屋で、ワタナベ(松山ケンイチ)が直子の誕生日を祝う場面。外は雨が降り、部屋の照明は落とされている。しばし語り合っ…

裏窓

Alfred Hichcock, Rear Window (1954) 脚を骨折し、自宅での療養を余儀なくされている写真家ジェフ ジェフリーズ(James Stewart)は、暇潰しのために一日中、アパートの窓から近所の様子を眺めているが、そのうち近くの夫婦の異変に気がつく。妻が居なくなり…

男子テニス - 2011年

ノヴァク ジョコビッチがここまで他の選手を圧倒すると、1年前に予想した人はどれだけいるだろうか? 僕も今年の初めくらいまでは、ジョコビッチには素質は有るが、勝負どころで弱いし、四大大会は通算で2~3勝しかできないと思っていた。 ジョコビッチがこん…

知りすぎた男

Alfred Hitchcock, The Man Who Knew Too Much (1956) アメリカ人医師のマッキーナ夫妻と息子のハンクは、モロッコへの旅行中に、謎のフランス人ベルナールと知り合う。ベルナールは市場で殺されるが、息が絶える直前にマッキーナに、ロンドンで計画されてい…

めまい

Alfred Hitchcock, Vertigo (1958) 退職した元刑事のジョン ファーガソン(James Stewart)は、資産家の旧友から、彼の妻マデレイン(Kim Novak)を尾行するよう依頼される。奇怪な行動を取るマデレインは、まるで先祖の亡霊に取り憑かれているかのようだった。…

鉄男 THE BULLET MAN

塚本晋也 「鉄男 THE BULLET MAN」 (2009) 妻と息子の3人で幸せに暮らす会社員アンソニー。息子が謎の男に殺害された怒りで、アンソニーの体は鉄に変化していく... 全編を鮮烈な画像とメタル系の音楽が貫く。強烈な刺激が続きすぎて、単調な感じがする。「鉄…

上高地と小布施

短い夏休みを取り、3泊4日で上高地や小布施を巡ってきた。 上高地は自家用車の乗り入れが禁止されている。東京から電車やバスを乗り継いで、到着まで約6時間かかる。今回は1泊しかしないが、せわしない感じだ。余裕があれば2泊した方が良かった。 上高地帝国…

ローラーガールズ・ダイアリー

Drew Barrymore, Whip It (2009) 田舎町で単調な生活を送る少女ブリス(Ellen Page)。たまたま見かけたローラー ゲームに興味を持ったブリスは、親に内緒でチームに入団し、持ち前の俊足で直ぐに頭角を現す。気がついた親に反対され、決勝戦への出場を一時は…

ディア・ドクター

西川美和『ディア・ドクター』(2009) 何が善で何が悪か、簡単に決め付けることはできない。無免許なのに資格を偽って医師として働くことは、形式的には犯罪だ。しかし、他に医師がいない僻地で、村の住人達に感謝されている偽医者は、果たして悪人なのだろう…

パルテノペ Partenope

広尾のパルテノペは、賑わいが醸しだす雰囲気が良い。この夜も席によっては3回転していた。 イカ墨のリゾットは、イタリア産の米の歯応えが心地良い。プロシュートのピッツァも文句なし。主菜の牛肉は若干味付けが強い感じがしたが、十分美味しい。 二人で12…

天真

ここで天ぷらを食べたのは何年振りだろうか。10年以上前に晩ご飯を食べたと思うが、内容を忘れてしまっている。今回は昼にたまたま近くを通ったので、昼の特製天丼(3,500円)を頼んでみた。 キス、蝦、穴子、椎茸、アスパラガスなど、種類も量も多い。ネタの…

ローストビーフの店 鎌倉山

何年か前にここでローストビーフを食べて、割と美味しかった記憶がある。鶴岡八幡宮で蛍を見た帰りに、夕食に寄った。 営業時間が早い店であり、我々みたいに20:30に入店するのは歓迎されない。予め選ぶコースを伝えておいたせいか、料理が素早く供され、余…

マイレージ、マイライフ

Jason Reitman, Up in the Air (2009) ライアン ビンガム(ジョージ クルーニー)は、企業の人事部門の代わりに従業員に解雇を通告する仕事に長年従事している。年間の殆どを出張に費やしている彼は、親戚との付き合いや結婚のような、煩わしい人間関係を避け…

天冨良よこ田

(2022年4月追記: 「天よこた」に訪れ、情報の確認が取れた。2020年末に「天冨良よこ田」の創業者が引退した際に、「天冨良よこ田」の経営権はチェーン店に売却され、そちらに横田家は関わっていない。「天冨良よこ田」の味を継いだのは、二代目が開いた「天…

カールじいさんの空飛ぶ家

Pete Docter, Bob Peterson, Up (2009) 冒険家を夢見ていたものの、平凡な人生を送ったカール。少し偏屈な性格の彼は、妻に先立たれてから家に閉じこもりがちだ。ボーイ スカウトの活動で身の回りの世話を志願してきた男の子ラッセルを最初は邪険に扱うが、…

パルテノペ Partenope

広尾のピッツェリア。活気に溢れた店だ。客が数回転するが、料理を味わえば、それも納得。 前菜、ピッツァ、パスタは、選ぶのに迷うほど種類が多い。魚や肉の主菜も若干有る。 ピッツァは、薄目でもちっとした感触の生地も、トマト、チーズ、ハムなどの具も…

焼き鳥『串右エ門』

知人と麻布十番の焼き鳥屋『串右エ門』で会食。麻布十番に移転してから2回目だ。 肉質、焼き加減とも、いつも通り良好。前回訪れたときは客の入りが悪くて心配になったが、今回は満席だったので一安心。 ★★★★★

タブレットはPCを置き換えるか?

iPadを購入して1年近く経つ。この間、Galaxy TabやGalapagosといったタブレットが登場し、日本でも間もなくiPad 2が発売される。iPadは購入以来ほとんど毎日使用し、その使いかっての良さには大変満足している。 1年ほど前、Steve JobsがD8というイベントで…

ア ニュ

地震後しばらくは外出する気が起きなかったが、気持ちを新たにし、広尾のフランス料理店ア ニュ(a nu retrouvez-vous)で夕食を摂った。ここは去年接待を受けたことがあるが、自腹は初めてだ。 地震後半月にも関わらず満席。かなり流行っているみたい。白い壁…