音楽

Dolby Atmos Spacial Audio | 空間オーディオ

2021年6月にApple Musicが新しいサーヴィスを開始した。Dolby Atmos Spacial Audio(空間オーディオ)とロスレスに追加料金無しで対応したのだ。この内、後者は僕の再生環境が対応していないし、そもそも僕の耳では違いが判らないと思うが、前者を体験してみた…

HomePod

今更こんなことを書くのは時流から外れているが、AppleのHomePodについて。 HomePodが日本で発売されたのは2018年2月だが、僕はそれから程なくして購入し、それ以来HomePodを使ってきている。HomePodは人気が低いみたいで、Appleは最近HomePodの新規販売を中…

音楽の聴き方

Bloggerからはてなブログへの移行を細々と進めているが、2015年9月に書いたApple Musicに関する投稿を再読し、また音楽の聴き方について振り返ってみた。 Apple MusicはリリースされてからUIの試行錯誤を何回も繰り返してきたが、最近は段々UIも安定してきて…

BABYMETALコンサート - Red Night

ここ数年、クラシカル音楽のコンサートには年に1-2回程度行くが、ロックのコンサートは全く行っていない。そんな僕が数年振りに行く気になったロック コンサートがBABYMETALだ。去年の春頃に彼女達を知ってから、自分でも驚くほどハマってしまっている。 BAB…

BABYMETAL 中毒

一体どうしたのだろう。自分でも驚いたことに、最近BABYMETALの中毒になってしまっている。 アイドルもメタルも聴かない僕のアンテナに、BABYMETALは中々引っかからなかった。今年1月にさいたまスーパー アリーナで行なわれた彼女達のコンサートを、5月半ば…

鼓童ワン・アース・ツアー 2012 ~伝説

文京区シビックホールで鼓童の公演を聴いた。 坂東玉三郎が今年の4月から芸術監督を務めているのが影響しているのかどうか判らないが、今までとは少し違う感じを受けた。 全体的に長尺曲が多い。前半45分、休憩15分、後半とアンコール合わせて1時間という時…

鼓童 One Earth Tour

青山劇場に和太鼓集団、鼓童(こどう)の公演を観に行った。 鼓童の公演を観るのは、これで5-6回目だろうか。曲目は毎回少しずつ新しくなっているみたいだが、いつ見ても、鍛え抜かれた男達(女性も若干いるが)が太鼓を叩きまくる迫力に圧倒される。空気が振動…

文化の継承のためにも音楽配信の充実を期待する

僕は最近、音楽は専らiTune Music Storeで購入しているが、数年前まではAmazonでCDを購入することが多かった。 最近リリースされたiTunes Pingを使いながら、いくつか好きな曲について投稿しようとしたが、かなり有名なミュージシャンでないとiTunes Music S…

使いにくい iTunes Ping

鳴り物入りで登場したiTunesのSNS Pingを2週間ほど使ってきたが、どうも未だに使い方が良く判らない。 新しい楽曲を購入する際の参考にするために、趣味が似ている人をみつけて、その人達のお薦めを参考にしようと思ったのだが、そもそも趣味が似ている人を…

MADONNA STICKY & SWEET TOUR

マイクル ジャクソンが King of Pop なら、マドナは Queen of Pop と呼べるだろうか。2008年8月から約1年間にわたって開催され、商業的に大成功を収めたというツアーのブエノスアイレス公演を記録した本作は、エンタテインメントの一つの極地を見せる。 声も…

鼓童公演

1年振りに太鼓の鼓童の公演に足を運んだ。場所は去年と同じ文京シビックホール。 曲目の半分位は定番で、残りは初めて聴くものだ。求道的な感じも若干するが、鼓童の音楽には理屈は要らない。祝祭的な高揚感と野太い音の迫力に浸った2時間。 ★★★★★

鼓童公演

数年ぶりに和太鼓の鼓童の公演を見に行った。会場の文京シビックホールに足を運んだのは初めてだ。 最初のうちは会場の音響の悪さが気になって余り演奏を楽しめなかったが、そのうち有無を言わせぬ迫力に引き込まれていった。いつも思うことだが、太鼓の演奏…

パイプ オルガン製作

パイプ オルガンの製作過程を見るという珍しい機会に恵まれた。僕の妻は大学でピアノを勉強していたのだが、妻の先輩(女性)のご主人が日本で数社しかないパイプ オルガンの製作会社を経営しており、完成間近のパイプ オルガンを見せてくださったのだ。 町田…

ポリス再結成公演

伝説は本当に甦るのか?無様な姿を曝しはしないか?杞憂だった。The Policeの再結成公演は、全盛期にも匹敵する見事なものだった。 ポリスは最も好きなバンドだったし、スティングのソロも数作目までは愛聴していたが、やがて興味を失ってしまった。スティン…

ポリス インサイド アウト

Stewart Copeland, Everyone Stares: The Police Inside Out (2006) 1980年代を代表するロック バンドThe Police。そのドラマーであるスチュワート コープランドが、8ミリ ビデオ カメラでバンドの日常を記録した作品だ。この作品は演出も撮影技術も素人のレ…

サウンド オブ ミュージック

Robert Wise, The Sound of Music (1965) 1930年代のオーストリア。貴族のトラップ家は、妻を亡くした退役軍人の家長と7人の子供達から成っている。子供達は父親を愛しつつも、厳格な規律に息が詰まるような日々を送っていた。そんなトラップ家に家庭教師と…

クリスタル ケイ公演

1年数ヶ月ぶりにクリスタル ケイの公演を見に行った。前回はパシフィコ横浜だったが、今回はZepp Tokyoだ。 最新作の"Call Me Miss..."が良かったので期待していたのだが、期待を上回る出来だった。繊細な声質ゆえ以前からせつない感じの曲を得意としてきた…

オキのトンコリ

最近良く聴いているCDの一つが、オキのトンコリだ。オキという人はアイヌ系の男性で、トンコリとは樺太アイヌの弦楽器だ。 使われている楽器はトンコリだけ。どの曲も、メロディの面では単調だ。しかし、トンコリの音色の力と精妙なリズム故に、飽きることが…

ベック不感症 

世間で非常に高く評価されているのに、僕が馴染めなかった音楽家の一人に、ベックがいる。Odelayは割と気に入ったが、最近のアルバムは買って2~3回聴いてからアマゾンのマーケットプレイスで売ってしまうことが多かった。ベックを評する際に「編集感覚」と…

Craig David, "Born to Do It"

去年の10月にiPodを買ってから、通勤の途中に、所有している全CDをミュージシャン名のアルファベット順に聴き返している。最近Cの終わりまで来て、久しぶりにCraig DavidのBorn to Do Itを聴いた。 このアルバムは2001年の発売だが、とても気に入り、当時は…

「正統的」な音楽と歌唱の技巧

最近(と言っても数ヶ月前のことだが)買ったデイヴィド バーンのアルバム"Grown Backwards"を聴いて、気になったことがある。Grown Backwardsに収められている曲は、ラテンや米国南部の音楽をバーンのフィルタを通して処理したようなものが多い。全体を通して…

エリカ バドゥ公演

僕にとって、エリカ バドゥ(Erykah Badu)は評価に困るミュージシャンだ。バドゥの音楽は、R&Bに区分されるだろう。彼女のスタジオ盤は3枚持っているが、気に入っているのはその内の1枚(Baduizm)だけだ。しかし、Baduizmの曲が大部分を占めるライヴ アル…

ブライアン フェリー "Boys and Girls"

去年の10月にiPot Miniを買ってから、通勤で歩いている時間はもっぱら音楽を聴いている(電車に乗っている間は新聞や雑誌を読んでいる)。自分の持っているCD全てを音楽家名のアルファベット順に聴き直しているが、このようなやり方をすると、しばしば思わぬ発…

Ray

Taylor Hackford, Ray (2004) 話題の映画"Ray"を日比谷で観てきた。 この映画は、ソウル シンガー、レイ チャールズの人生の中でも、特に成功を掴むまでの前半生に焦点を当てている。 黒人差別が今よりはるかに強い時代に、黒人しかも盲目の人間が音楽で生計…

クリスタル ケイ公演

1年半ほど前だろうか,何気なくつけていたMTVで"Boyfriend Part 2"のビデオに鮮烈な印象を受けてから,クリスタル ケイは最もお気に入りのミュージシャンの一人となった。普段コンサートにはほとんど行かない僕だが,クリスタル ケイは是非生で見てみたいと…

iPod Mini

昨今大変な勢いで売れているiPod。僕は最近まであまり興味が無かったのだが,ふとしたきっかけで購入した。 きっかけというのは,会社のオフィスの移転だ。今までは通勤中に歩く時間がほとんど無く,バスや電車の中では新聞や雑誌を読んでいた。しかし,新し…

アリシア キーズ公演

は最近ロックやR&Bのコンサートにはほとんど行かない。最後に行ったのは2-3年前のメアリー J. ブライジだろうか。そんな僕だが,昨日は最近お気に入りのアリシア キーズのコンサートに行ってきた。 CDで聴くアリシアに,繊細な人という印象を勝手に抱いてい…

オレンジ レンジ「ロコローション」

時々,耳に残って離れない曲がある。必ずしも名曲とは限らないが,サビが極めて個性的な曲などだ。 この夏,最も耳に残ったのがオレンジ レンジのロコローションだ。 下世話な曲に下品な歌詞。水着の女の子達が踊るプロモーション ビデオも,上品とは言いか…

ホワイト ストライプスとN.E.R.D.

時々妙に耳にこびりつく音楽がある。 最近の例では - と言っても数ヶ月前の曲だが - The White Stripesの"Seven Nation Army"やN.E.R.D.の"She wants to move"がそうだ。The White Stripesはブルーズを現代的に解釈したバンドとして捉えられているようだが,…

ジョン ボーナム再発見

"Led Zeppelin DVD"を、遅ればせながらようやく観た。1年位前に発売された時に大変な反響を呼んだが、僕はツェッペリンの熱心なファンでなかったせいか、その時は何となく買いそびれてしまったのだ。 改めて観てみると、彼らのライブの決定版と銘打っている…