Craig David, "Born to Do It"

去年の10月にiPodを買ってから、通勤の途中に、所有している全CDをミュージシャン名のアルファベット順に聴き返している。最近Cの終わりまで来て、久しぶりにCraig DavidのBorn to Do Itを聴いた。

このアルバムは2001年の発売だが、とても気に入り、当時は何度も繰り返し聴いたものだ。広く言えばR&Bに属する音楽だが、多くの曲でアクースティック ギターが用いられている。また,歌声もリズムも軽やかかつ繊細だ。にも関わらず,音楽はグルーブに満ち溢れている。一見矛盾するような要素が極めて自然に融合しているのを聴くことは,新鮮な喜びだ。

発売当初は、2 Stepという音楽形式の最先端みたいな括られ方をしていたが、4年経って聴き返しても、瑞々しさは変わらない。今から5年後に聴き返しても、恐らく気に入るだろう。

★★★★★