「松島一の坊」は文字通り松島に在る。遊覧船の乗り場からクルマで5分程。歩くのも可能だろう。松島の観光拠点として2泊した。
ホテルと旅館の折衷みたいな造り。ホテルのようなレセプションでチェックインし、絨毯の廊下は土足で歩く。一方で部屋の外に大浴場が有り、館内は浴衣みたいな衣装で歩ける。建物の規模は予想以上に大きく、部屋数も多そうだ。海に面した部屋の中で、安めの部屋を選んだが、広さは十分で清潔。海の眺めも良い。部屋のリネンは余り多くなく、かつ、大浴場に行く際は部屋のリネンを持参する必要がある。
夕食も朝食もブッフェ。料理に個性は余り無いが、ブッフェの割には意外と美味しい。
ラウンジでは毎晩ソリストによる演奏会が開かれる。我々はポップスを演奏する尺八を聴いた。
宿とどういう関係があるのか判らないが、館内に藤田喬平というガラス作家の展示室が有り、これは見応えがある。
予約してから気が付いたのだが、「松島一の坊」は前泊した蔵王の「だいこんの花」の系列店だ。料理も含めた一人一泊当たりの単価は「だいこんの花」が44,000円程度だった。これは高級旅館としては妥当だろう。対する「松島一の坊」は40,000円弱で、立地の違いはあるものの、食事がブッフェということを鑑みると割高感がある。
新着情報 | 【公式】 松島一の坊 | 宮城・ 絶景温泉リゾート
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