Jean-Pierre Dardenne & Luc Dardenne, L’Enfantある子供(2005)
定職につかずに万引きなどで生計を立てているブリュノ(Jérémie Renier)。彼女のソニア(Déborah François)が自分の子供を生んでも、興味を示すどころか、子供を売ってしまう。そのことを知ったソニアが気絶して入院したために、ブリュノはやむなく子供をとりかえそうとするが、そのために更なるトラブルに巻き込まれていく…
描写も俳優の演技もとてもリアルだ。最後のシーンで嗚咽するブリュノは、自分の罪を悔い改めたのだろうか?映画は答えを示さない…
優れた映画とは思うが、ブリュノの無責任さを見ているうちに、いらいらしてきて、あまり楽しめなかった。
★★★・・
恵比寿ガーデン シネマにて。