時をかける少女

細田守時をかける少女(2006)

実写版もあるが本作はアニメ。

女子高校生マコトは、ふとした出来事から、時間を自由に行き来するタイム リープの能力を身に着けた。マコトは、タイム リープを使い、周りの出来事を自分の思うとおりに変えていく。しかし、タイム リープを使える回数は有限だった。

マコトは男子学生のチアキやコウスケと仲が良く、放課後に野球の真似事をして遊んでいた。マコトとチアキはお互いに好意を抱いているようにも見えるが、二人の関係は中々発展しない。そんなある日、チアキが他の女子学生を自転車に乗せていたが、その自転車はブレーキが利かず、二人は交通事故に会いそうになる。マコトはタイム リープを使って事故を防ごうとするが、もう回数を使い切ってしまっていた。

ここで何とチアキがタイム リープを使って事故を防ぐ。チアキにもタイム リープの能力があり、未来から今へ来ているのだった。しかしチアキはタイム リープの回数を使い切って、自分の居た未来には戻れなくなってしまった。チアキがタイム リープを使って時間を戻したので、マコトももう一回タイム リープが使えるようになっている。マコトは最後の一回を使って...

現実にはあり得ない設定ながらも、思春期の男女の感情が上手く描写されている。最後の思わぬハッピー エンドが良い。

★★★・・