殺しのドレス

Brian De Palma, Dressed to Kill (1980)

行きずりの男と不倫した女性が、直後に謎の女に剃刀で斬りつけられて死亡する。その殺害の場面を目撃した娼婦も、同じ謎の女に命を狙われる。犯人は意表を突く人物で、このアイディアには唸らされる。

 

しかし逆に、犯人の設定以外には、この映画に特筆すべき点はない。ストーリーがかなりご都合主義なので、サスペンス映画としての面白さがない。また、殺された女性が不倫相手に会う場面など、冗長でつまらない場面が多い。

★★・・・

(WOWOWで録画)