伊豆

1泊の短い休暇で、数年ぶりに伊豆に旅行してきた。

品川駅で新幹線にのり、三島駅まで。連れが行きたいという鰻屋で昼食を摂るために、三島駅伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えて一駅。三島駅から歩いて15分ほどなので、歩いても良かった。

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鰻屋の店名は桜屋。客が大勢待っており、整理券をもらって1時間近く待った。内装は、良く言えば老舗の風情が有る。悪い言い方をしたら、くたびれた感じがする。肝心の鰻は可も無く不可も無く。この手の老舗にありがちだが、吸い物が美味しくない。わざわざ並ぶほどのことは無いと思う。

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6/10

昼食の後は、近くの源兵衛川を散策する。 小さな川だが、落ち着いた雰囲気が気持ち良い。

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8/10

その後、楽寿園という庭園に訪れたが、なんと休園日だった。仕方ないので、レンタカーの営業所に向かう。

今回も三島駅前のニッポンレンタカー。車種は最新型のプリウス。旧型は何回か乗ったことがあるが、新型はかなり進化している。先ずデザインが、トヨタと思えないほどカッコいい。前のガラスの傾斜がかなり付いているが、運転席に座ってみると圧迫感は全く無い。ハンドリングの安定感や乗り心地が良くなっている。アクセルを踏んでから加速が始まるまで一瞬の間があるのは、相変わらず。なので、運転が楽しいという感覚は乏しい。 意外にもUSB端子はType Cだった。Type Aの可能性を考えて、わざわざType AからType Cへの変換ケーブルを買っておいたのだが、使う必要は無かった。素直に両端がType Cのケーブルを使って、iPhoneを接続してCarPlayのナビゲーションを使用する。日本でCarPlayを利用するたびに感じるのだが、Appleの地図は、徒歩の道案内の精度はGoogleに劣るが、クルマのナビゲーションの精度はかなり高い。

クルマで30分程で、先ずは修善寺へ。寺自体はごく普通。

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川辺を歩くと程なくして竹林の小径に着く。かなりの高さの竹が密生しているが、中程の空地のベンチに座って上を見上げると、竹林の真ん中に円形の空が見える。これが視覚的に面白い。記憶ではもう少し長いと思っていたが、かなり短い小径だった。僕の記憶はかなりいい加減だ。一昨年訪れた嵐山の竹林の小径の方が遥かに長かったので、修善寺を嵐山と比べて、短いと感じてしまったのかもしれない。

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8/10

修善寺からクルマで1時間ほどで、本日の宿泊地のきらの里へ。途中に幅が狭い山道が長い間続く箇所があり、対向車とのすれ違いにかなり神経をすり減らした。日没前だったから良かったものの、日没後だったら、すれ違いの際にこちらが左にどの程度寄れるのか掴むのが難しく、怖い思いをしただろう。

きらの里に訪れるのは11年ぶり3回目。他の宿と同様にかなり値段が上がっている。

田畑や小川など、昔の村落の風景を再現しているが、本当に農産物を栽培しているのではなく、懐かしさを掻き立てる道具として使っている。夜はなんとラーメンや焼き芋を無料で提供している。テーマパーク的な温泉宿だ。

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部屋はグレードが恐らく二つあり、僕が予約を入れた時は、グレードの高い部屋しか残っていなかった。作りは簡素だが、広さは十分。料金を鑑みると、部屋に備え付のタオルを増やして欲しい。

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僕は熱い湯が苦手なので余り温泉は好きでないが、ここは湯が数種類あって、温度の低い湯もあるのが良い。有名な女優が入浴中に亡くなった直後ということもあり、湯温の低い風呂だけに浸かった。

高級旅館でないので、夕食の海鮮しゃぶしゃぶの質は、そんなに高くない。グレードの高い部屋にしたためか、二人で1泊8万円以上した。夕食の質はこの料金に見合っていないと思う。

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宿泊 7/10

温泉 8/10

料理 6/10

翌朝チェックアウトしてから、クルマで10数分ほどの城ヶ崎へ。切り立った崖と穏やかな海との対比が興味深い。

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8/10

城ヶ崎からクルマで1時間半ほどで三島スカイウォークへ。 これは長い吊り橋だが、実用性は全く無く、完全に観光用だ。今年の夏から変動料金を導入したそうだ。この時期は一人1,400円という高めの価格だが、大勢の客で賑わっている。前回訪れた際は夕暮れ時だったので、その時とは異なる魅力を味わえた。晴天だったので、富士山の雄大な様がハッキリ見えたのが良かった。

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9/10

三島スカイウォークから30分ほどで、ニッポンレンタカーへ戻り、クルマを返却してから帰りの新幹線に乗る。