年末は久し振りに箱根で1泊してきた。
思わぬトラブルでレンタカーが使えず、急遽新幹線で小田原まで行ったのだが、GoToトラベルの停止で旅行客が減っているせいか、当日自由席でも座れた。乗車率は30%程度だったろうか。
耐震補強のために2015年から2016年まで修復補強していたという小田原城へ。
天守閣の高さは日本の城の中で7番目だそうで、中々見応えがある。庭園は見なかった。
★★★..
小田原城から駅へ向かう途中でMorizoという美味しそうなピッツア屋を見つけたので入ってみた。地元の客か観光客か判らないが、かなり流行っている。ピッツアの生地は薄くてパリパリとしていて、中々美味しい。
Morizo(【旧店名】マルツォ ) (小田原/イタリアン) - Retty
続いてガラスの森美術館へ向かう。小田原から登山鉄道を乗り継ぎ強羅まで行き、そこからタクシーを使った。
小さな美術館だが、庭園に設けられた「光の回廊」というクリスタルガラスのアーチが美しい。屋内の展示品は、ヴェネツィアの伝統的なガラス製品に加え、現代美術も有る。
★★★★.
ホーム | 箱根ガラスの森美術館
バスで強羅まで戻り、歩いて宿の佳ら久(からく)にチェックイン。宿については、別記事で。
翌日はチェックアウト前に、近くの強羅公園へ。中規模の公園で、植物園も有り、楽しめる。
★★★..
今回携行してきたスーツケースはかなり小さなものだが、それでもレンタカー無しにスーツケースを持ち歩くのは不便だ。二日目は大涌谷と芦ノ湖に足を伸ばしたのだが、いったん強羅に戻ってくることにし、スーツケースを宿に預けておいた。
強羅からケーブルカーに乗って大涌谷へ。箱根の火山活動が活性化したため、現在は内部に入ることはできないが、外側から眺めても、荒涼とした山肌から吹き上がる噴煙と硫黄臭は圧巻だ。お土産として定番の黒玉子を買い求める。
★★★★★
更にケーブルカーに乗って、芦ノ湖畔の桃源台へ。コロナウィルスで客足が衰えており、観光船は所要時間が短い周遊ルートが無かったので、観光船には乗らずに、湖畔を眺めただけ。美しい湖だ。
★★★..
ケーブルカーで再び強羅に戻り、宿でスーツケースを受け取る。登山鉄道に乗り、近くの彫刻の森美術館へ。駅から近いので、スーツケースを引いて歩くのが楽だ。ここを訪れるのは久し振りだが、いつ来ても楽しめる。気のせいかもしれないが、彫刻は屋内より屋外の方が楽しい。今回恐らく初めて(屋内の)ピカソ館をじっくり見学した。陶器が多い。
★★★★.
箱根 彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM
再び登山鉄道に乗って箱根湯本駅まで行き、そこから「ロマンスカー」に乗って東京へ戻った。箱根は小田急系の鉄道やバスやケーブルカーが発達しているので、荷物が軽ければ、クルマ無しでも何とかなりそうだ。箱根湯本駅から新宿駅まで1時間35分。