ニューシネマパラダイス

Cinema Paradiso (1988)

映画監督のサルヴァトーレは、友人のアルフレードが亡くなったという知らせを聞く。サルヴァトーレがまだ子供で、トトという渾名で呼ばれていた頃、村唯一の映画館で映写技師をしていたのがアルフレードだった。トトは映画好きで、アルフレードの元に出入りして、映写の技術を教わっていた。映画館の火事によりアルフレードの体が不自由になり、トトは子供ながら後任の映写技師となった。

小さな田舎を離れて都会に出ていくべきだ、というアルフレードの忠告を守り、都会で映画監督として成功したサルヴァトーレは、アルフレードの葬儀に出席するために30年振りで故郷に戻る。実家の母親は、サルヴァトーレの部屋をそのままにしていた。アルフレードの形見として渡された箱には、あるフィルムが入っていた。そのフィルムを映して、サルヴァトーレは涙を流す...

本作は名作として評価が高い。映画への愛が詰まった作品なので、映画好きにとっては愛おしい作品なのだろう。しかし、映画への思い入れが少ない僕にとっては、あまりピンとこなかった。

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