普段ゴールデンウィークは混雑する旅行を避けて自宅で過ごすのだが、今年は富山に旅行することにした。冬に積もった大量の雪を春に除雪して道路を開通させると、道の両側にそびえ立つ雪壁が現れる「雪の大谷」を見たいと思ったのだ。4月中旬〜6月中旬頃が見頃で、ゴールデンウィークは丁度タイミングが合う。
今回の旅行では日程の作成にGeminiを活用した。雪の大谷に訪れることは決めていたが、Geminiが推薦した他の見所の候補から選択して、宿泊日数を決めて、モデル コースをGeminiに作成させた。
雪の大谷や黒部ダムは、レンタカーの乗り入れ禁止で、電車やバスの「Webきっぷ」という乗車券を事前に買っておく必要がある。ルートが判りづらいが、ルートの選び方もGeminiが教えてくれた。
困ったのが新幹線。行きは指定席が取れなかったので、かなり早い時間に東京駅に到着して、自由席の行列に並んだ。我々は幸いにも座れたが、座れずに立ちっぱなしの客も大勢居た。帰りは指定席が取れたものの、富山駅から東京駅への直行便は取れずに、大宮駅乗り換えという不便な便になってしまった。
初日に富山駅に着き、ホテルに荷物を預けて、富岩運河環水公園を訪れた。
先ずは、La locanda del pittoreというピッツァ店で昼食を摂る。味は中々のもの。調子に乗って食べ過ぎてしまった。








ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ環水公園 – 薪の窯で焼くピッツァの店です。富山市環水公園前にオープン!
運河は長閑な雰囲気で、散策するだけでも楽しめる。運河に面して「世界一美しい」と言われるスターバックスがある。前回訪れた際に、(当たり前ではあるが)味は普通だと判ったので、今回は眺めるだけ。運河を巡る観光船に乗った。船から眺める運河も風情がある。





9/10
富山城址公園へ。城自体は小さい。展示物を見る。


7/10
初日の最後に池田屋安兵衛商店という老舗の薬屋を訪れる。古い蔵のような店内で、伝統的な製法で作った薬を売っている。昔ながらの薬の製造方法の実演も見られる。反魂丹という胃腸薬を買った。値段は現代の薬に比べて高めだが、これは仕方ない。試しに飲んでみたが、苦くて、昔の薬という感じ。




昼食を食べ過ぎて、夜は余り食欲が湧かなかったので、夕食は駅ビルで買った鱒寿司で済ませた。
泊まったのはホテルJALシティ富山。駅から近く、部屋も清潔。



8/10
夜はホテルの部屋に籠って、ボクシングの井上尚弥 vs 中谷潤人戦を見る。Luminoで7,500円とかなり高額だったが、課金してリアルタイムで観戦した。
2日目は、利賀村のL’évoというフランス料理店を昼食で訪れた。富山県の食材に拘りつつ、世界で通じる前衛的な味の表現に挑んでいる。詳細は別記事で。
Cuisine régionale L'évo - 碑文谷亭日乗
この日は、ニッポンレンタカーでプリウスを借りた。最近はレンタカーを使う際は、この車種を選ぶことが多い。プリウスは現行モデルになって完成度が高くなったし、以前弱点だったデザインが格好良くなった。また、ニッポンレンタカーの殆どの店舗でこの車種を用意しているので、操作に慣れている。
L'évoを訪れる前後に、立ち寄る場所の候補を幾つかGeminiに挙げてもらった。
その中で、L'évoの前に訪れたのが、越中八尾(えっちゅうやつお)。格子戸の家が並ぶ風情のある街並み。事前に情報を仕入れていなかったが、偶然にも曳山(ひきやま)祭という祭りの日だった。大きな山車が何台も繰り出す様は壮観だった。



8/10
おわら、風の盆、まちなみ、日本の情緒、風情、 越中八尾観光協会
L'évoの後に訪れたのは、砺波(となみ)チューリップ公園。この時期はチューリップの最盛期で、見応えがあった。「花の大谷」という、高さ4mのチューリップの壁も面白かった。係員に訊いたところ、ゴールデンウィークが終わった頃に別の花に植え替え、一年中何かしらの花が咲いているそうだ。



8/10
3日目は雪の大谷と黒部ダムを訪れる。天気予報が良くなかったが、予約を別の日に変えることができなかったので、この日に決行した。富山市内から黒部ダムに行くまでは、電車やケーブルカーやバスやロープウェイを何度も乗り換える必要があり、かなり大変だ。早朝4時起きで臨んだ。この辺りのスケジュールもGeminiに考えてもらった。
5:24の電車に乗る予定だったが、前夜から降った雪を除雪するために、富山駅からの電車の発車が2時間以上遅れた。嫌な予感がしたが、行くしかない。
この日は雨が降る時間帯が多かったが、雪の大谷に着いた時は雨が止んでいた。快晴でなく曇りだったのが残念だが、それは仕方ない。バスの車高も越える雪壁は壮観だった。



9/10
黒部ダムに着いた時は、雨が降り始めていた。子供の頃に親に連れられて来たことがあるはずだが、記憶が薄れていた。放流が通常量だったので、静謐な感じがする。巨大なダムだ。




8/10
黒部ダムから富山市へ戻る途中でもう一度雪の大谷を見ようと思ったが、雹が激しく降っていて、断念した。午前中に見ておいて良かった。
かなり疲れていたので、夕食は軽く済ませた。駅ビルの白えび亭という店で、名物の白えび天丼を食べた。手頃な値段だが、味は中々のもの。


4日目は、先ずは高岡、次いで雨晴海岸を訪れる。
高岡で途中下車して、山町筋という辺りを歩く。土蔵造りの建物が残る落ち着いた街並みだ。駅に戻る途中で大仏を眺める。



7/10
山町筋「土蔵造りの町並み」(重要伝統的建造物群保存地区) | スポット・体験 | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」
JRの氷見線に乗って雨晴駅へ。快晴で、海の青緑色が美しい。晴れていれば、海の向こうに立山連峰が聳え立つ絶景を眺められる。




10/10
https://www.info-toyama.com/attractions/21011
近くの道の駅で軽食を摂る。テラスからの氷見線の見晴らしが良く、大勢の鉄オタ達が本格的な一眼レフを三脚に据え付けてシャッター チャンスを狙っていた。氷見線は本数が少ないので、レンタカーを借りた方が良かったかもしれない。




この日の夕食は、鮨 難波で摂る。
詳細は別記事で。
最終日は路面電車の1日券を買って(スイカは使えない)、先ずは富山市ガラス美術館を訪れる。建物は隈研吾の設計で、ファサードはガラス製で、内部は木を多用している。アールヌーボーから現代作品まで展示内容が充実していた。





8/10
次いで扇一(おぎいち)という店でお土産用の鱒寿司を買い求めた。とても人気のある店で、予約しないと買えない。立地は普通の住宅街で、周りには飲食店も商店も無い。



再び路面電車に乗って、岩瀬という町に向かった。昔ながらの木造の建物が残っている。日本の古い町によくあることだが、伝統的な様式の建物の合間に新しい様式の建物が混在し、統一感が乏しい。古い建物は不便な点が多く、新しい様式で建て替える人が多いのは仕方ない。意外にもカフェや飲食店が殆ど無かった。唯一営業していたカフェでサンドウィッチを食べた。


7/10
再び路面電車に乗って、富山駅へ戻り、お土産を追加で買って新幹線に乗る。
富山は自然が豊かで、食も美味しい。再訪したい。