Jack Clayton, The Great Gatsby (1974)
ニュー ヨークはロング アイランドに住む謎の富豪のジェイ ギャツビー(ロバート レッドフォード)。彼がかつての恋人デイジー(ミア ファロー)に再会する様を、ギャツビーの隣人ニック キャラウェイ(サム ウォータストン)の語りで描く。
恋愛も結局は金次第ということを描く脚本は、皮肉な味が効いている。しかし、前半の展開がかなり遅く、それに比べて最終場面が短い間に意外な展開を見せる脚本の時間配分には疑問が残る。ギャツビーがデイジーに再会する場面は、本作の山場の一つなのに、見ていて気持ちが昂ぶらない。
★★・・・
(WOWOWで録画)