最近のiPod (mini)とiTunesについての雑感を何点か。
電池の劣化：
iPodを買ってから1年強たったが、最近電池の持ち時間が短くなったような気がする。今日も3時間ほど自転車に乗りながら聴いていたのだが、帰ってきたら電池の残りがほとんど無くなっていた。以前はこんなに持ちが悪くなかったのだが。使っていくうちに電池の性能が落ちていくのだろうか？これ以上持ち時間が悪くなると、実用性が極端に落ちてしまう。
完成度が低いOutlookとの同期機能：
僕は長年のPDAユーザーだったのだが、現在使用中のクリエの製造元であるソニーがPDAからの撤退を決めたため、iTunes 6のこの機能には、かなり期待していた。セットアップにてこずって、漸くOutlookのアドレス帳をiPodに同期させることに成功したが、機能の完成度は低いと感じた。
先ずは英語版本体からの問題だが、名前の頭文字や分野による分類ができないので、全てのアドレスがずらっと並んでしまう。クリック ホイールにより、英語ならそこそこの速さで目的のアドレスに行き着くことは可能だが、ここで問題なのは、日本語の振り仮名に対応していない点だ。日本語名は恐らく漢字の文字コード順で並んでおり、検索性は最悪だ。Outlookには振り仮名のデータがあるので、これをインポートするようにして欲しい。
使えないバックアップ：
今までiTunesデータのバックアップを取ったことがなかったが、最近ハード ディスクがクラッシュして復旧に手間取ったのに懲りて、初めてバックアップをとってみて、これがとても使いづらい代物だということがわかった。バックアップはプレイ リスト単位に行なうのだが、DVDに元々あったバックアップ データが全て消去されてしまう。従って、最近購入した曲のみを既存のバックアップに追加するようなことができない。DVDの全面書き換えは時間がかかるので、これではバックアップが億劫になってしまう。で、バックアップしない状態でハード ディスクがクラッシュすると、iTunes Music Storeで購入した曲を失ってしまうというわけだ。やはり、長く残しておきたい曲は、今後もCDで買うことになるだろう。
