舟越桂展

東京都庭園美術館舟越桂展を観に行った。

 

木造の人物像達は、どこか哀しみを湛えた表情をしている。船越の作品は数年前に東京都現代美術館でも観たことがあるが、近作は表情が益々虚ろになってきている感じがする。視線の向きが判らないというか、生気がないというか、不気味な感じすらする彫刻群だ。旧皇族の邸宅を改装した部屋との相性も中々良い。

★★★★・