6年ぶりに麻布のフランス料理店La Luneで夕食をとった。
入口が全面ガラス張りで、小振りな店内。シックな店内は変わっていない。メニューがプラスティックのケイスに入っているのが、気になった。
下から2番目のBコースは、前菜二皿、主菜一皿とデセールからなる。
焼き芋風のさつま芋の突き出しから始まる。
「ウニとカボチャのソルベ 茄子の煮浸し コンソメジュレ掛け ライム風味」は、茄子が夏の食材だが、中々美味しい。
「フレッシュフォアグラのポワレ 旬の食材を添えて」は、トリュフの香りも高く、やや甘めの味付けが見事。
口直しの、セップ茸のスープと、蛸の燻製が続く。蛸を燻製にするとは意外だが、香りが良い。
主菜はフランス産の鶉のロースト。ソースは良くできているが、僕の好みからすると食材の臭みがやや強かった。
デセールの「紅玉リンゴのオーブン焼き クレームブリュレ仕立て タイムのソルベ」は、リンゴの熱々の焼き加減が好ましい。
ワインの小瓶を頼んで、二人で29,000円。
★★★★・