SARU(サル)は東横線学芸大学駅の地元民に愛されている気軽なビストロだ。白金にも姉妹店が在る。風変わりな店名はオーナーの猿田氏に因む。
コロナ ウィルス蔓延の間に店舗を改装し、カウンターが設けられたが、今回我々はテーブルに通された。料理はアラカルトで。
先ずは大山鶏のレバー ペースト。適度に濃厚で滑らかな食感で、シャンパーニュが進む。
野菜は契約農家から仕入れている。葱のまるごとグリルは、目玉焼きと絡めて食べる。アスパラガスで似たような料理が有るが、その葱版だ。葱の素材も焦げ目を付けた焼き方も良い。
新作だというヤリイカの魚醤焼きを試してみた。意外とエスニックな感じはせず、あっさりとした味わい。
リゾットを添えた牛肉のロティは、やや硬かったが、価格の安さを鑑みれば許容範囲だ。ソースは中々良い。
コロナ ウィルスが収束し、満席だったのは何より。
気楽な雰囲気とお手軽な値段で、美味しい料理を楽しめる。
7/10