店は銀座のみゆき通りから近く、辺りには高級ブティックが立ち並ぶ。店の入り口は鮨屋というよりバーみたいな雰囲気だ。
摘み無しにいきなり握りが出てくる。何と32貫という途方も無い数だが、何とか完食できた。美味しいことも一因だが、握りが小さくシャリがかなり少な目だということも要因だ。信じられないようなことだが、32貫で米は一合分程度だそうだ。
赤酢を使った酢飯は美味しいし、 ネタの質もとても高い。部位の異なる鮪6貫を含め、これだけの種類の握りを食べると満足度は高い。
仕事の速さにも感心した。一人の職人がカウンターの客6人に対応するのだが、客達がほぼ同じ時間に食べ始めて全員に32貫も出すのに、間が空くことが殆ど無い。
強い印象を残す店だ。
★★★★★