Plaiga (プレーガ) TOKYOは大手町のフランス料理店。パレスホテルの側という素晴らしい立地だ。
系列のイタリア料理店が1階に、フランス料理店が2階に在るという構成。フランス料理店の方は6席と個室。1席当たりの空間はかなり広め。コースが二種類有り、品数の少ない方を選んだ。冒頭で、この日に使う食材が披露される。
最初の皿は、グリーン ピースを茹でるとともにブルーテにし、ハーブなどで変化を付けている。滑らかな食感。基調色は緑。
サクラマス。軽く火を入れると共に、上にジュレを敷いている。 繊細な食感。更に上にブラッド オレンジも散らし、基調色はオレンジ。
蛤とホワイト アスパラガス。アスパラガスは茹でると共に、生で驚くほど薄く削っている。蛤から作ったソースは、程よくクリーミー。基調色は白。この皿は印象に残った。
明石鯛は質も良く、火入れも的確。
フランス シストロンの子羊。癖がなく、柔らかい。ソースも上品。空豆が再度使われて、変化を付けている。
キウイをソルベにしたデセール。下に敷いたジュレが食感に変化を与え、バナナが味に変化を与えている。
ハーブ ティーで締めくくった。
全般的に料理は繊細な食感。野菜の使い方が効果的。色彩設計も良く考えられている。
8/10