久し振りに学芸大学駅近くの"Bistro Iwata"で夕食を摂った。
前菜の『カリフラワーのブランマンジェとコンソメジュレ』は、ブランマンジェの滑らかな喉越しが心地よい。コンソメジュレは、恐らく手間暇をかけて作っていると思われるしっかりとした味わいだ。
主菜の『シャラン産鴨モモ肉のコンフィ レンズ豆の煮込み添え』は、肉質、焼き加減とも文句なし。軽く揚げた表面は、パリッとした食感。そして、中の肉は軟らかく、口の中ではらはらと崩れ落ちる。
デセールは、キンカンのコンポートにグラッセを添えたもの。キンカンの凝縮された甘みに陶然とする。
今回初めてシェフに経歴を伺った。恵比寿のマッシュルームというフランス料理店で修行したが、フランスでの修行の経験は無いそうだ。フランスで修行しなくてもこれだけの料理を作れるとは大したものだ。
二人でワイン3杯で12,000円強と、抜群のプライス パフォーマンス。
★★★★★