日本ならではのフランス料理だろう。シェフはフランス人だが、和食を研究しているという。
コースのみで、我々は安い方の一人22,000円(サーヴィス料別)のコースを注文した。前菜3品、魚料理、肉料理そしてデセールという構成だ。メニューは2か月に1度変わるという。
蟹の身
金柑
アスパラガスと数種類の野菜
蕗の薹(ふきのうとう)とフォアグラのソース。蕗の薹を使うのは和食の影響だろうか。上品な苦みが良い。
鰆もフランス料理ではあまり見かけないように思う。ただし、浅い火入れで身を柔らかくしている調理法は、和食の魚を食べなれた身からすると、理解するのが難しい。
写真を撮り忘れたが、肉は鳩だった。
デセール
この価格帯なら当然だが、全体的に料理の質は高い。しかし、個人的な好みからすると、調理法が繊細過ぎ、判りやすいインパクトが少なく、理解するのが難しい料理だと感じた。
立地は銀座ながらも、店の目の前に某ドラッグ ストアの看板が大きく見えるので、高級感が若干下がってしまっている。
★★★・・