店は西麻布の交差点の近くにある。店内はカウンターと個室があり、この日は個室に通された。流行っており、夜2回転の営業だ。
肉を主体としつつ、他の色々な素材も提供するというスタイルで、皿数は13皿にも及ぶ。
肉とスッポンから取ったスープは、両者の滋味が詰まっている。
鰹。
生に近い肉の上に松茸をあしらった皿。
キンキと銀杏の揚げ物は、天麩羅店並みの揚げ方。
店員に聞いたところ、日本酒よりワインを選ぶ客が多いそうだ。確かにワインに合う味だ。
カルビを生と多少火を入れて供する。
海老と雲丹は、食感の組み合わせが良い。
肉の上にチーズやナッツをあしらった皿。
軽く揚げた肉。
鮑と冬瓜は、鮑の弾力感が良い。
肉の手巻き寿司風。
ランプとフィレを焼いた皿。
締めの牛スジカレー。
オリーブオイルを掛けたアイスクリーム。
肉は神戸から、魚などは豊洲から仕入れているそうだ。肉の質は高く、刺しが過度に入らず赤身の感覚を味わえるのが良い。全体としてかなりの分量の肉を食べるが、調理法が多彩で、飽きることが無い。
ワインを飲むと客単価は3万円を超える。
★★★★.