Le Pré Catelanは、パリ郊外のブーローニュの森に有る。周りは文字通りの森で、レストランには小さな庭園も有る。立地を鑑み、昼食に訪れた。地下鉄の駅から歩ける距離にないので、UBERを利用した。
コースとアラカルトが有るが、我々はアラカルトを選択した。
幾つかのアミューズに続く前菜の蟹は、蟹のエキスをスプマンテにし、身を若干スパイシーに調理し、キャビアを贅沢に添えている。スプマンテの豊かな味わいが素晴らしい。
主菜は仔牛の胸腺。若干癖が有りつつも、洗練された味わいだ。
前菜と主菜とも、一つの品が複数の皿で構成されている。このような供し方は、好みが分かれるかも知れない。
デセールの林檎は、見た目が美しい。飴細工風の皮を破ると、中からペースト状の林檎が現れる。
非日常的な立地の中で、贅沢な体験ができる店だ。
★★★★.