半年振り2回目の訪問。
津の守坂 小柴(つのかみざか こしば)は、6席のカウンターと一卓のテーブルのみという小さな店だ。二種類のコースの内、品数の少ない方にしたが、量は十分だった。
お茶に次いで供されたカマスの椀は上品な味わい。
フグの白子はネットリとした食感。下に敷いたお粥との相性も良い。
刺身が二皿続く。
あん肝と微かに炙った虎ふぐ、そして鰤も上質。
椀の出汁はしみじみとした味わい。
メヒカリの揚げ物は、軽い食感が出色。
八寸は様々な品が楽しめる。
穴子の焼き物は適度に脂が乗りながら、カリッとした食感。
月の輪熊の椀は、控えめな野趣が丁度良い。
ご飯に次いで供されたデザートは、芋とアイスクリームの組み合わせの妙。
料理は全般的に堅実な美味しさだ。
8/10
新宿区曙橋駅から5分,本格的な日本料理を楽しめる津の守坂小柴