2008-01-01から1年間の記事一覧

Bistro Iwata

久し振りに学芸大学駅近くの"Bistro Iwata"で夕食を摂った。 前菜の『カリフラワーのブランマンジェとコンソメジュレ』は、ブランマンジェの滑らかな喉越しが心地よい。コンソメジュレは、恐らく手間暇をかけて作っていると思われるしっかりとした味わいだ。…

ドラリオン

美しく進化したサーカス、とでも表現できようか。 ドラリオンとは、カナダのCirque du Soleil(シルク ドゥ ソレイユ)という劇団のサーカス劇だ。『ドラリオン』という単語自体は、ドラゴンとライオンからなる造語で、東西の文化の融合が主題だそうだ。 演目…

ポリス インサイド アウト

Stewart Copeland, Everyone Stares: The Police Inside Out (2006) 1980年代を代表するロック バンドThe Police。そのドラマーであるスチュワート コープランドが、8ミリ ビデオ カメラでバンドの日常を記録した作品だ。この作品は演出も撮影技術も素人のレ…

バベル

Alejandro González Iñárritu, Babel (2006) 関係を修復すべくモロッコを旅する米国人夫婦。羊を襲うジャッカルを撃つために銃を入手したモロッコの牧畜民。息子の結婚式と子守の仕事が重なり困ってしまう、アメリカのメキシコ人家政婦。性への好奇心が高ま…

Santo Spirito

夕食を目黒のSanto Spiritoで摂った。 以下の品を二人で取り分けた: 炒めたイカのサラダ仕立て ムール貝のリゾット モッツェレラとトマトの盛り合わせ 子羊のロースト 山形牛のステーキ、茸ソース リゾットの炊き方はなかなか良いが、ムール貝の質は最上と…

ナッシュビル

Robert Altman, Nashville (1975) 米国のナッシュビルを舞台として、音楽業界の人々を描いている。複数のストーリーを平行して描く演出が散漫に感じられ、途中で観るのを止めてしまった。 ★・・・・ (WOWOWで録画)

麗しのサブリナ

Billy Wilder, Sabrina (1954) サブリナ(オードリー ヘプバーン)は、大富豪ララビー家の運転手の娘。ララビー家の次男デイビッド(ウィリアム ホールデン)に想いを寄せているが、全く相手にされず、傷心を癒すべくパリに渡り料理を学ぶ。パリでの生活で洗練さ…

インドへの道

David Lean, A Passage to India 『インドへの道』(1984) 英国統治下のインド。駐在している英国人の多くはインド人を見下しているが、モア夫人とアデラはインド人と親交を深めたいと思っている。二人は、インド人の医師アジズと洞窟に小旅行に出かける… 重…

L'Assiette Blanche

夜、久し振りに白金のラシェット ブランシェを訪れた。 前菜と主菜を二皿ずつ二人で取り分けた。 『鱈の白子と芽キャベツのポアレ』は、ねっとりとした感触の白子の表面が微かに焦げる程度に火入れが良い。芽キャベツも上質。 『ラングスティーヌとアスパラ…

マリー アントワネット

Sofia Coppola, Marie Antoinette (2006) 政略結婚のためにオーストリアからフランスに嫁いだマリー アントワネット(Kirsten Dunst)の生涯が主題だ。当初、夫ルイ(Jason Schwartzman)との結婚生活がうまくいかず、子宝に恵まれないプレッシャーを逃れるよう…