シュエット

3月末に訪れたフランス料理店シュエットに再訪した(夜)。注文したのは4,500円のコースA(前菜1皿、スープ、主菜1皿とデセール)。

 

前菜は鯵のマリネと蕪のサラダ。意外な組み合わせだが、中々の相性だ。共に素材の質が高く、レモンの味付けも良い。

 

続くポタージュも美味しいが、当日は気温が高かったので、温製でなく冷製の方が良かった(前菜と主菜とデセールは選択できるが、スープは選択できない)。

 

鳩のローストは、胸と内臓と腿という三つの部位を供する。胸と内臓はとても美味しかったが、腿はローストした上に薄い揚げた衣を付けたような調理法で、これは感心しなかった。

 

前回印象的だった苺のデセールは今回も見事だった。苺そのまま(コンポート?)と苺のソルベに苺のソースがかかり、そこにブランマンジェが添えられている。かなり甘いが、しつこくなく上品な甘さだ。

 

前回は客が少なく心配したが、今回はかなり繁盛しているようで一安心。二人で赤ワインをカラフェで頼んで13,400円。この値段では採算が厳しいのではないだろうか。味の水準を考えれば、もう少し高い値付けでも良いと思うのだが。

★★★★・