東京から西伊豆までトライブし、沼津の海辺のShoreというフランス料理店で昼食を摂った。
料理が供されるまでの間、目の前に広がる穏やかな海を眺めていると、和やかな気分になっていく。店の外観は失礼ながらみすぼらしいし、内装も質素な感じだが、そんなことも忘れてしまう。
3,000円のコースは、前菜1皿、主菜1皿そしてデセールから成る。前菜と主菜はいくつかの皿から選べるが、前菜は『サザエのブルギニョン、伊豆椎茸と黒米のリゾット』を、主菜は本日の魚料理である黒ムツとイトヨリのポワレを選んだ。デセールは『バナナのムース、チョコレートのアイス添え』。
斬新さや強いインパクトは無いが、近海で獲れたという良質の魚介を、しっかりとした濃いめの味付けと的確な火入れで調理している。
小さな店なので、昼も予約した方が良い。
★★★★・
『Shore』で昼食を摂った後、西伊豆の海岸沿いに更にドライブを続けた。
『恋人岬』は名称が気恥ずかしいが、開けた眺めが素晴らしい。ぼーっと穏やかな海を眺めるのが気持ちいい。★★★★・
『黄金崎(こがねざき)』は夕日が美しいそうだが、昼間の眺めは『恋人岬』ほどではない。★★★・・
『黄金崎』に付いた時点で17時になった。日没までまだ1時間あるが、それまで待たずに東京に戻ることにした。東名高速はいつもの通り町田の辺りで渋滞しており、途中で夕食を摂ったこともあり、碑文谷の自宅に着いたのは21時頃。西伊豆に日帰りでドライブするのは無理があるな。
