鮨 あらい

昼に2回目の訪問。

グラスのシャンパーニュ(Thierry Houry Blanc de Blancs Grand Cru)に続いて日本酒を頼んだ。

f:id:himon-ya:20210110170827j:image

先ずは摘みから。

最初の摘みは温かい水菜のおひたし。優しい味が冷気で冷えた体を温める。

f:id:himon-ya:20210110170841j:image

蛸は、柔らかさと弾力性が両立した絶妙な食感。

f:id:himon-ya:20210110170858j:image

茶碗蒸しは、生のカラスミを浮かべており、カラスミを崩して茶碗蒸しと混ぜて食べる。生のカラスミ食べるのは初めてだ。トロリとした食感が素晴らしく、シャンパーニュが進む。

f:id:himon-ya:20210110170917j:image

太刀魚は、焼くのでなく軽く揚げて、餡を掛けている。焼いた太刀魚は味が素っ気なくなりがちだが、揚げることより、味に複雑さが出てきている。

f:id:himon-ya:20210110170936j:image

ここから握り。

昆布締めの鰆は、熟成した感じがする。

f:id:himon-ya:20210110170955j:image

烏賊は弾力感が有りながらも、細かく包丁を入れており、食べ易い。

f:id:himon-ya:20210110171013j:image

鰤は脂が良く乗っている。

f:id:himon-ya:20210110171039j:image

サヨリは繊細な味。

f:id:himon-ya:20210110171057j:image

赤身、中トロ、大トロの鮪の三連発は、種の質が高く、柔らかくないのに口の中でとろけるような感じがする。

f:id:himon-ya:20210110171120j:image
f:id:himon-ya:20210110171113j:image
f:id:himon-ya:20210110171117j:image

小肌は酢を効かせすぎていないのが良い。

f:id:himon-ya:20210110171137j:image

雲丹は驚くほど柔らかい。

f:id:himon-ya:20210110171159j:image

車海老は身が良く締まっている。

f:id:himon-ya:20210110171214j:image

甘い詰めを塗った穴子は、柔らかく、口の中で解けてきそう。

f:id:himon-ya:20210110171230j:image

鯖は臭みがなく、脂が乗っている。

f:id:himon-ya:20210110171246j:image

端正な鮪の太巻きを食べたら、完全に満腹になった。

f:id:himon-ya:20210110171306j:image
f:id:himon-ya:20210110171309j:image
f:id:himon-ya:20210110171312j:image

舎利が大きめなせいか、見た目以上に分量が多い。

この店は、白身も良いが、鮪や穴子がこの店の白眉だと思う。

9/10