東京がかなり冷え込んできたこの時期、久し振りにジビエを食べたくて、中目黒のLa Boucherie du Buppa(ラ ブーシェリー デュ ブッパ)という店を訪れた。
店内の巨大な熟成庫にぶらさがった肉の塊が食欲をそそる。メニューには炭火焼が多く、通されたカウンター席の目の前でシェフが肉を炭火焼にしていく。その手際のよさは驚くほどだ。
前菜2品と主菜2品を二人で取り分けた。
■岩手清流鶏白レバーのキャラメルプリン
■モッツェレラの炭火焼
■十勝産 蝦夷鹿の炭火焼
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■皮付き仔猪(ウリ坊)のクスクス
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岩手清流鶏白レバーのキャラメルプリンは、かなり濃厚な味。
十勝産 蝦夷鹿の炭火焼は、野趣を消さずにそのまま出してきているような感じ。深紅の肉が美しい。
皮付き仔猪(ウリ坊)のクスクスは、スープ カレー仕立て。カレーはあっさりした味で、その中の猪の肉も余り臭みは無いが、添えられたソーセージはかなり強い野趣が感じられる。
分量はかなり多めで、これだけ食べて、グラス ワイン4杯で21,500円と、かなり安めの値付けだ。そのせいか大変賑っており、いくつかの席は2回転していた。
気軽にジビエを楽しめる店だが、ジビエ以外の品は少ないので、食べ慣れていないと楽しめないかもしれない。
★★★★・