2020-01-01から1年間の記事一覧

函館

北海道旅行の最後の宿泊地は初めての函館だ。ここには2泊する。 ホテルに到着した後、近くの港沿いを散策する。金森赤レンガ倉庫は、建物の雰囲気はとても良いが、中の店舗は観光客向けの平凡なものが多い(と、観光客の僕が言うのは不遜かも知れないが)。★★★…

パークハイアット ニセコ / Park Hyatt Niseko

北海道旅行6番目の宿泊地ニセコではパークハイアットニセコに2泊した。このホテルは今年の1月に開業したが、その直後にコロナ ウィルスが流行し、多難な出だしとなってしまった。我々が泊まった時も、全館の約半分を閉鎖し、残りの部分に客も従業員も集中さ…

ニセコ

北海道旅行6番目の宿泊地はニセコだ。ニセコには20年以上前にスキーで何度か訪れたことはあるが、その後ご無沙汰しており、近年の世界的な高級リゾート地としての様子は知らない。また、冬以外の季節に訪れるのは初めてだ。 ニセコに着いたのは夕方だったの…

小樽

北海道旅行で6番目の宿泊地はニセコだが、札幌からニセコ迄の道中に小樽が在るので、日帰りで寄ってみた。街をウロウロしていたら、人力車に声を掛けられて、乗ってみた。 以前来た時も感じたことだが、小樽の運河は意外と小さい。また、運河沿いにはお茶や…

aki nagano

店は札幌の繁華街に在る。料理はお任せのコースのみだ。ワインはペアリングで頂いた。 玉葱のキッシュは素朴な美味しさ。 ピンクグレープフルーツの爽やかな甘みと知床のぼたん海老の甘みが共鳴しており、印象的な一皿。ペアリングのワインは非常に軽く、ジ…

宮川

宮川は札幌の鮨の名店で、札幌市街からタクシーで10分程だ。 夜の2回転制で、全ての客が同じ時刻から食べ始める。 店内は凛とした白木の8人掛けのカウンター一つのみだ。 摘みと握りを合わせて全部で20品程度が供される。 全てに感想を記すのは大変なので、…

Moliere / モリエール

Moliere(モリエール)は札幌の老舗レストランで、札幌の中心街からタクシーで10分程だ。店内の基調色は、壁が白、床は明るい茶色の絨毯で、上品な印象を受ける。コースが3種類有るが、予約の際に内容を若干変更してもらった。 アミューズ ブーシュ的な位置付…

札幌

北海道旅行の4番目の宿泊地は札幌だ。ここには3泊する。 到着日に先ずはモエレ沼公園へ寄った。ここは彫刻家のイサム ノグチが設計した公園で、ノグチは設計は手掛けたものの竣工前に亡くなっている。敷地は広大なので、極めて暑い日だったが、自転車を借り…

富良野

北海道旅行3番目の宿泊地は富良野だ。ここは十数年前に訪れて、印象に残っている。 阿寒湖から富良野に到着したのは夕方で、先ずはファーム富田に寄ってからホテルにチェックインした。 富良野には2泊したが、中日は一日かけて、方々へ廻った。 「パッチワー…

オリカ

北海道旅行の3番目の宿泊地である富良野では、「富良野リゾート オリカ」というホテルに2泊した。低層建築の多い富良野にしては珍しく、オリカは10階建てだ。ゴルフ場が併設されており、ゴルファーの利用が多いみたいだ。コロナ ウィルスの影響で稼働率はか…

あかん鶴雅別荘 鄙の座

北海道旅行の2番目の宿泊地の阿寒湖では「あかん鶴雅別荘 鄙の座」という旅館に2泊した。鶴雅はこの辺りでは有力な旅館グループらしく、阿寒湖の周辺に「鶴雅」という名の付いた旅館が幾つか在る。「別荘 鄙の座」は、その中でも高級店のようだ。 ベッドの有…

阿寒湖と釧路湿原

北海道旅行2番目の宿泊地は阿寒湖だ。 羅臼を経ち、先ずは摩周湖へ向かう。霧の摩周湖という異名が有るが、この日も霧で、摩周湖は全く見えなかった。 次いで屈斜路湖へ向かう。ここは以前来たことがあるから判っていたが、湖畔から湖を眺めるのは難しい。湖…

知床半島

北海道旅行の最初の宿泊地ウトロは、知床半島の西側の付け根に当たる所だ。ここで2泊したのだが、2日目の午前中は、先ず知床半島のクルーズ船に乗った。ホテルの直ぐ近くのウトロ港から幾つかの業者がクルーズ船を運行しているが、事前にドルフィンという業…

博物館網走監獄(網走刑務所)

久し振りの北海道旅行の初日は、女満別(めまんべつ)空港に着いて、宿泊地のウトロに行くまでに時間が有ったので、博物館網走監獄へ寄ってみた。有名な網走刑務所の跡地を博物館にしている。大して期待していなかったが、これが大層面白ろく、約2時間掛けて見…

ASAHINA GASTRONOME / アサヒナガストロノーム

東京証券取引所の直ぐ側という意外な立地だが、取引所が重厚な石造りのため、この辺りは落ち着いた雰囲気が漂っている。 店内の色調は白と灰色と銀色で、同系色かつ階調が付いていて、上品さの中に華やぎが有る。 アラカルトは無くコースのみだが、予約時に…

岩澤

地元民でも気付かないような場所に在る鮨屋。夜の2回転営業。 8人掛けの白木のカンターは凛とした雰囲気だが、ご主人が気さくな雰囲気なので緊張はしない。 お任せのコースは、前半は握りと摘みが交互に出され、後半は握りと中心となる。摘みは良質で、特に…

天冨良よこ田

(2022年4月追記: 「天よこた」に訪れ、情報の確認が取れた。2020年末に「天冨良よこ田」の創業者が引退した際に、「天冨良よこ田」の経営権はチェーン店に売却され、そちらに横田家は関わっていない。「天冨良よこ田」の味を継いだのは、二代目が開いた「天…

TACUBO

店は恵比寿と代官山の中程に在る。8人掛けのカウンターがオープン キッチンに面しており、調理の様子が全て見えるのが面白い。気軽な雰囲気で、ジャズやロックのBGMが流れている。 肉の薪焼きが名物だが、他の料理も素晴らしい。店主の田窪氏は薪焼きにほぼ…

la Brianza / ラ ブリンツァ

六本木ヒルズという一等地に在るイタリア料理店だ。天井が高く、路面に向けてガラス張りの店内はシックな雰囲気だ。コースも有るがアラカルトを選択した。 前菜のアスパラガスとハムは、悪くないが、やや筋が有る。 鰯のパスタも及第点。 経産牛のステーキが…

ラ クレリエール / La Clairiere

4回目の訪問。今回は9品の『喜び』というコースを注文した。 いつものブーダン ノワール バーガーに続いて供されたアミューズ ブーシェは、茄子と毛蟹とトマトを重層的に重ねた繊細な一皿。 続く鮎は去年も食べたが、調理方法は若干変わっている。焼いた鮎の…

ティエリー マルクス閉店

コロナ ウィルスにより飲食店が苦境に陥っている中、残念な知らせだ。 最近初めて訪れて気に入ったので、再訪したいと思っていたが...

プリンチピオ / Principio

店内は狭めで気楽な雰囲気だが、料理は素晴らしい。7品のコースで、主菜は3種類の肉から選ぶというシステムだ(主菜に魚介類は無い)。 突き出しの空豆のムースは、食感が滑らか。 その後アンティパストとして、『栄螺(さざえ)のインサラータ、バジル風味のク…

ビストロエビス / Bistro Yebisu

店名はビストロと名乗っており、雰囲気も気楽だが、レストラン並みに凝った料理を供する店だ。4回目の訪問にして、今回は初めてコースを注文した。メニューは定番と新作がバランス良く並んでいる。 各皿とも、何気ない感じながら、素材も良く火入れなどの技…

RRR Kobe Beef Steak

牛肉のステーキとワインが売りで、六本木のロアビルの近くに在る。 歩いて数分の所にもう少し雰囲気がカジュアルなビストロの姉妹店が在り、"Kobe Steak"の方が若干単価が高い。グレイを基調とした落ち着いた雰囲気。 量の少ないコースを選択し、肉をフィレ…

LODGE BISTRO SARU

鷹番(学芸大学駅)の地元民に愛されているビストロ。変わった店名はオーナーの猿田氏から取ったもの。気軽な雰囲気で値段も手頃ながら、美味しい料理を味わえる。 「溶岩石グリル」が名物で、契約農家から仕入れた肉やシャルキャトリが名物。 パスタやご飯も…

プレステージ

Christopher Nolan, The Prestige (2006) 緻密なサスペンス ミステリーだ。 19世期末のロンドン。手品師のアンジー(Hugh Jackman)とボーダン(Christian Bale)が、同じ師匠の元で腕を競う。アンジーの妻が水槽から脱出する手品で、ボーダンが手首を二重結びに…

フリーソロ

Jimmy Chin, Elizabeth Chai Vasarhelyi, Free Solo (2018) 驚くべき快挙だ。アレックスが最後の難所を登り切った時、僕はアレックスの偉業に畏怖すると共に、深い安堵に包まれ、殆ど泣きそうになってしまった。 フリー ソロというのは、単独で命綱も使わず…

Mr. & Mrs. スミス

Doug Liman, Mr. and Mrs. Smith (2005) 変わった設定の殺し屋の物語だ。 ニュー ヨーク郊外に住むジョン(Brad Pitt)とジェーン(Angelina Jolie)のスミス夫妻は、裕福かつ美形で、理想的な夫婦に見える。しかし、そんな彼らはお互いに秘密を隠している。なん…

Ford v Ferrari

James Mangold, Ford v Ferrari (2019) モーター レースに懸ける男達の熱い想いを描いた佳作だ。 売上が落ち込むフォードの幹部リー アイアコッカが、ブランド向上のためにモーター レースに挑むことを提案する。反対する幹部が多かったが、アイアコッカが提…

ノッティング ヒルの恋人

Roger Michell, Notting Hill (1999) お気楽なラヴ コメディだ。 ロンドンのノッティング ヒルという街で本屋を営んでいるウィリアム タッカー(ヒュー グラント)。本屋にサン グラスで訪れた女性が気になるも、その場では会話を続けられなかったが、その直後…