スポーツ

マレイが遂にウィンブルドンで初優勝

アンディ マレイが遂に2013年ウィンブルドンで初優勝した。しかも見事なパフォーマンスでだ。 英国はテニス発祥の地だが、最後にウィンブルドンで優勝した英国人は77年前のフレッド ペリーだった。英国の金融自由化に伴い、ロンドンでも米系の投資銀行の存在…

ナダル、恐るべし

クレイでのラファエル ナダルの強さは信じられない。8回目の優勝を飾った今年のロラン ギャロス(全仏)では、準決勝でナダルとノヴァク ジョコヴィッチが当たり、これが事実上の決勝戦となった。ダヴィド フェレールとの決勝は付け足しのようなものだ。 ジョ…

2013年全豪オープン

2013年全豪オープンで、ノヴァク ジョコヴィッチがアンディ マレイを破って優勝した。僕は決勝の前はマレイの方が優位と思っていたし、第1セットのタイ ブレイクをマレイが取った時にはマレイが勝つと思った。 しかし、そこからのジョコヴィッチのプレイは見…

1989年前仏決勝:チャン対エドバーグ

僕がテニスを見始めたのはマッケンローの全盛期で、好きな選手はマッケンロー ⇒ エドバーグ ⇒ アガシ ⇒ フェデラーと移り変わってきた。この中でアガシは若干異質だが、他の選手は繊細なタッチを持つ技巧派で、攻撃的なプレイを特徴とする。 彼らのもう一つ…

2012年男子テニス

男子テニスの2012年は、近年で最も上位選手の実力が伯仲した年だった。 2004年から2011年までは、ロジャー フェデラーかラファエル ナダルかノヴァク ジョコヴィッチの誰かが、グランド スラムで年間に2回または3回優勝してきた。年間4回のグランド スラムの…

テニス選手の身長

現代の男子テニス界では、トップ クラスの選手の身長は180cm台後半が主流だ。今年の全米オープン男子準決勝は、身長196cmと大型のトマス ベルディヒと、身長175cmと小柄なダヴィド フェレールが準決勝まで勝ち上がったが、結局二人とも優勝はできなかった。 …

アンディ マレイ

ロンドン オリンピックの金メダルで、自信を得たのだろうか。アンディ マレイが、全米オープンでグランド スラム初優勝を果たした。 去年までのマレイは、才能はありながらも、大きな試合での勝負強さに欠ける感じがした。グランド スラムで初優勝した年齢は…

マレイは飛躍するか?

2012年ロンドン オリンピックの男子テニスで、英国のアンディ マレイが金メダルを獲得した。決勝の相手は現在ランキング1位のロジャー フェデラーだったが、3セットで5回も相手のサーヴィスをブレイクし、自らは1度もブレイクされない圧勝だった。 フェデラ…

ATPランキング1位の在位期間

ロジャー フェデラーがウィンブルドンに優勝して、ATPランキング1位に復帰した。 2012年7月16日時点で、ATPランキング1位の通算在位期間は以下の通りだ(ATPのWebサイトより引用)。 Player Weeks At No. 1 Roger Federer 287 Pete Sampras 286 Ivan Lendl 270…

カーザ ヴィニタリア Casa Vinitalia

都会的で洗練された雰囲気のイタリア料理店だ。 夏バテだったので、アラカルトで少なめの量を注文した。 前菜は、ウニとナスのカッペリーネ。 主菜は、鶉と子羊を二人で取り分けた。 鶉は、コメを詰めて焼いている。子羊は、匂いを消すために大量のローズマ…

フェデラー復活

見事な復活だ。ロジャー フェデラーがウィンブルドン決勝で英国のアンディ マレイを下し、史上1位タイの7回優勝を達成するとともに、ランキング1位に返り咲いた。来週には、フェデラーの1位在位期間は287週間に達し、ピート サンプラスを抜いて歴代1位となる…

ロッド レイヴァー

僕がテニスを見始めたのはジョン マッケンローが全盛だった1983年頃で、それ以前のテニスはよく知らない。1960年代に年間グランド スラムを2回達成した伝説的な選手ロッド レイヴァーについても、名前だけしか知らなかったが、最近たまに利用しているテニス…

ジャパン オゥプン決勝

今年のジャパン オゥプン(TVで観戦)は、決勝でなんとアンディ マレイがラファエル ナダルを逆転で下して優勝した。 これまでの両者の対戦成績は、ナダル14勝に対してマレイが4勝、しかも今年はナダルが4戦全勝と、圧倒的にナダルが勝ち越していた。しかし今…

男子テニス - 2011年

ノヴァク ジョコビッチがここまで他の選手を圧倒すると、1年前に予想した人はどれだけいるだろうか? 僕も今年の初めくらいまでは、ジョコビッチには素質は有るが、勝負どころで弱いし、四大大会は通算で2~3勝しかできないと思っていた。 ジョコビッチがこん…

パワー テニス

僕がテニスを見始めたのは、確か1983年頃だった。最初に好きになったのは当時全盛だったジョン マッケンローだったが、彼がビョルン ボルグを破った1980年と1981年のUSオゥプン決勝は観たことがなかった。見たいという希望が長年かなわなかったが、最近テニ…

全米オープン

ラファエル ナダルの圧倒的な強さを再確認させられた。 強力なストロウクにますます磨きがかかり、サーヴも威力が増している。なにより凄いのは、集中力と粘り強さだ。決勝で戦ったノヴァク ジョコヴィッチは最高に近いプレイを見せ、またナダルに打ち勝つ場…

2010年ウィンブルドン

ラファエル ナダルは正にキャリアの最盛期にいる。1ヶ月前のロゥラン ギャロスでも、ここウィンブルドンでも、ナダルはその凄さを余すところなく発揮した。 以前は速いコートを苦手としたナダルだが、現在はコートが遅くても速くても最強の選手だ。ストロゥ…

2010年ローラン ギャロス

ラファエル ナダルの強さは驚くべきものだ。ファースト サーヴの確率が非常に高く、コート カヴァリングも抜群で、多少崩れた態勢からも強烈なストロウクを放ってくる。 決勝でロビン ソダリングはかなりいいプレイをしていたが、ナダルが付け入る隙を与えな…

フェデラーが全豪オープンで優勝

見事な試合振りだった。ロジャー フェデラーがアンディ マレイを下して、全豪オープンで4回目の優勝を飾った。 去年の終盤は不調で、今年の初戦もダヴィデンコに負けたフェデラーだが、グランド スラムの決勝に向けて調子を上げてくるのはさすがだ。 この大…

ジャパン オープン決勝

テニスのジャパン オープンの決勝を久し振りに観に行った。 目当てのロジャーフェデラーが疲労により欠場し、更にアンディ モレイも欠場、USオープン優勝者のジャンマルティン デルポトロがまさかの1回戦負けで、気分が盛り上がらないまま有明へ向かう。 決…

フェデラー、U.S.オープン6連覇ならず

どんな王者も永久に勝ち続けることはできない。ロジャー フェデラーがU.S.オープン6連覇を逃してしまった。決勝でフェデラーを破ったのは、アルゼンティン出身で若干20歳のジャン マルティン デル ポトロだ。 今年のロラン ギャロス準決勝でデル ポトロがフ…

ロジャー フェデラー、グランド スラム15勝

テニスの記録を塗り替えるのにふさわしい試合だった。2009年ウィンブルドン男子決勝は、ファイナル セット16-14という激闘の末、ロジャー フェデラーがアンディ ロディックを下し、ピート サンプラスを上回るグランド スラム15勝をあげた。 1ヶ月前のローラ…

ロジャー フェデラー、生涯グランド スラム達成

優勝が決まった瞬間、膝から崩れ落ちた。国歌を聞きながら涙を流した。ロジャー フェデラーがローラン ギャロスで初優勝し、生涯グランド スラムを達成した。そして、フェデラーのグランド スラム優勝回数は、ピート サンプラスと並ぶ史上1位タイの14回とな…

全豪オープン決勝

No. 1はナダルだ-フェデラーはこの現実にまたもや直面せざるを得なかった。ウィンブルドンに続くフル セット マッチの末、2009年全豪オープンはラファエル ナダルがロジャー フェデラーを下して優勝した。フェデラー ファンの僕にとっては、落胆させられる…

サンプラス再見

古いVHSビデオを整理している最中に、ピート サンプラスの録画をいくつか見つけ、1995年ウィンブルドン決勝(ボリス ベッカーを破って優勝)と同年U.S.オープン決勝(アンドレ アガシを破って優勝)を再見した。 僕は何故かサンプラスは余り好きではなかったが、…

斑尾高原スキー

12月27日から3泊4日で斑尾高原にスキーに行ってきた。数年振りの雪不足の中、キャンセルも検討していたが、天気予報通り直前に大雪が降ってくれた。しかも、28日と29日にJRのシステム障害で新幹線が運休するという事態を避けられたのは、二重に運が良かった…

バダ ハリ反則負け

何とも後味の悪い試合だった。K-1 WORLD GP 2008 FINALはバダ ハリの反則により、レミー ボンヤスキーが優勝した。 最近の好調さからバダ ハリが優勝すると思っていたし、ピーター アーツをKOした順々決勝での圧倒的な強さを見て、益々優勝を確信した。しか…

フェデラー、U.S.オープン5連覇

嬉しい驚きだ。ロジャー フェデラーがU.S.オープン5連覇の偉業を成し遂げた。 大会前は余り期待していなかった。ウィンブルドン決勝での敗北後、北京オリンピックを含む数大会に渡ってフェデラーは早いラウンドで負け続けていた。気持ちの張りを失った(かの…

テニスの王者交代

どんなに偉大な王者でも、永久にその座に居続けることはできない。ロジャー フェデラーであってもだ。8月18日にATPランキング1位の座がフェデラーからラファエル ナダルに移る。 今年前半は「伝染性単核症」という病気で精彩を欠いていたフェデラーは、ウィ…

サーブ&ボレーの退潮

ここ数年のテニスで気になっていた現象の一つに、サーブ&ボレーの退潮がある。かつては、マッケンロー、エドベリ、ベッカー、サンプラスのようにサーブ&ボレーで試合を組み立てる選手が数多くいたが、最近はほとんど見かけない。現在最もネット プレイが巧い…